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レポート(報告書)を”書かない人”の残念なしごとの進め方

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一昨日から FB や Twitter で数多く飛び交う別府情報。

JANOG (JApan Network Operators' Group)の会合が大分県別府で行われているからである。
この定期的に開催される JANOG は、ネットワークエンジニアにとって技術交流の場であり、またインターネット業界(インフラ側)の(人的)ネットワーキングの場でもある。
シニアエンジニアの参加はもちろんのこと、僕らは新卒ネットワークエンジニア見習いもこのようなイベント・会合に参加させるようにしている。

昨日がその JANOG の一日目。当然、夜遅くまで各種懇親会が行われるだが、それにもかかわらず、初参加の新卒一年生ネットワークエンジニアは昨夜のうちに 200行を超える詳細報告書を送ってきた。素晴らしい。

僕らが手がけるITサービス事業では、常に進歩しつづける技術や各種製品、サービスをキャッチアップする必要があり、僕が見ている部署だけでも、ビットアイル総合研究所、基盤開発部、ソリューション部、マネージメントサービス部、テクニカルセンター、サイトロックなど各部署で調査や研究、検証、各種研修、会合、コミュニティ参画などを日常的に実施している。

当然のことながら、それらの ”しごと” には、目的と結果があるはずで、レポート(報告書)を書くことが必要である。(それがたとえ自分用のメモだったとしても、それもレポートである。)

今回のJANOG第一日目の日報・レポートを書いてきた新卒一年生のレポートを見ると、目的や各種項目別の簡単な要約、それぞれに対するコメント、そして最後にまとめとして、全体の目的が達成できたか? 結果はどうであったかが記載されている。 新卒だけでなく、中堅エンジニアにも見習わせたい内容である。技術的な内容(深さ、正確さ)ではなく、”しごと” の進め方、モチベーション、結果の整理という観点でである。

そう、これって、レポートや報告書を ”書く”、”書かない” だけの話ではなく、レポートを書かない人は、”しごと” を始める前に ”目的” を明確にしてなく、そのために ”過程” が行き当たりばったりになり、そんな状態だから ”結果” が頭で整理できず、”レポートが書けない” ということだろう。

レポート(報告書)が書けない人は、まず ”しごと” を始める前に ”ちゃんと考える” ことから始めることが必要だろう。 そうすれば、レポートが書けるだけでなく、仕事そのものの品質と効率があがるに違いない。

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