Black berry1ヶ月記念まとめ~「スマートホンは未だ早い」はごもっともかも
以前、この報告をさせていただきましたが、1ヶ月たちましたのでその後の使用感と感じたことを書いてみたいと思います。
出張族にはかなりの救世主~セカンドPCにさよなら
私の場合は平日は出張生活で家にいない、ということになりますので、「PCを私的利用」という問題が出てきます。毎日家に帰れる場合はこんな問題は出ないのですが、さすがに会社支給のPCをプライベートに使い倒すわけにはいきません。このため、今まではMacbook Proの15インチも持ち歩き2台体制をとっていたのですが、ネットサーフィン程度であればBBB(Blackberry bold)で問題ないのでMBPを毎週引っ張り回すことはなくなりました。ここはさすがスマートホンですね。
アプリはiPhoneに比べればかなり少ないのかもしれませんが、必要なものはちゃんと揃っているので、特に不満はないです。あえて言えば、Tokyo FMのあのアプリとエクスプレス予約のアプリがあれば、というぐらいです。
それなりにトラブルもあります~良いこともあれば悪いことも
やはりスマートホンということで、ガラケーとは違いますね。1ヶ月使って色々「うーん」なところが出ました。致命的なものは無いのですが、例えばこんなことがあります。
- たまに空きメモリが0MBになるので、リセットする必要がある
- 何かの拍子にアイコンが消える
- バッテリーの持ちは1日~1.5日なので充電を意識的にする必要がある などなど
これ以外にもトラブルではないですが、メールの署名のデフォルトが「blackberry from docomo」となっていて、それに気づくのに暫く時間がかかってえらい目にあった、というのもありました(なぜこの文字列がデフォルトになるのか理由が全くわかりません。センスを疑います!)。
いずれにせよ、俗にいうガラケーとは機能的な違いだけでなく、一般的な使用に関しても同じ使い勝手と行かないのは確かです。それが「当たり前だ!」というのか「いやいや」と考えるかは人それぞれだと思います。
1ヶ月目の学び~小野寺社長の発言はある意味正解
昨年はKDDI小野寺社長の「スマートホンはまだ早い」発言が色んな方面で物議をかもしました(オルタナブロガーの中では否定的な評価?)。しかし、この判断はあながち間違えではないかなと感じました。
私の場合は他のスマートホンを使っているわけではないのでどうなのか分かりませんが、少なくとも使いこなしていくためにはトラブルシューティングも含めて「PCの知識」が必要なのは確かなような気がしました。今の時点では少なくとも「万人が使える」ものではないようです。これは別の言い方をすると「サポートする側にも専門知識が要求される」ということになります。
現実的にDocomoの場合も何かトラブルがあった場合、ドコモショップに持ち込んで解決できるか、というとかなり怪しいところがあります。そのためスマートフォン用のサイトやスマートフォンケアなる専用の電話窓口を用意しているぐらいです。現時点でショップレベルでスマートフォンのサポートをするにはまだまだハードルが高いと感じます。
よって、顧客満足度向上を標榜するという観点でいけば、スマートフォンの積極展開はもう少し成熟してから行わないと、売る人も買う人もサポートする人も含めて「結局誰もハッピーになれない」ということになります。auのメインターゲットはGeekな方が全てでは無いはずですから、この層からの不満は承知で、あえてガンガンメールなど、より幅広い層に受け入れられる施策を優先させたのでしょう。
まだまだ色々と書きたいことがありますが、ちょっと長くなりましたので今回はこの辺にします。