iPad2 私的勝手評論
中々更新頻度が増やせないのですが、
初代発表から約1年、第二世代が出ましたので、勝手な評論に行きたいと思います。
製品ライフサイクルからの推測~iPad1ユーザーは我慢して来年勝負!
アップルのこの手の製品ライフサイクルは大体2年ぐらいです。今回は、ホワイトモデルの展開、薄型・軽量化、風呂のふたなど、ターゲットはアーリーアダプターではなく、マジョリティ向けを意識しています。
もちろん、今回はA5プロセッサの搭載やFacetimeができるカメラ搭載など、キャッチーなスペック変更が多いですが、実際のアプリ使用のされ方を考えると、あまり本質的なところは変わっていません。既にiPadをお持ちの方は、1年間ゆるりと我慢して次を待ったほうが良いでしょう。
その時にはRetina displayの搭載など、基本部分にも変化があるでしょうから。
iPad 2のネーミングは日本人には不向きかも~勘違いのモト。
アップルのネーミング法則は乱暴に分類すると3つあります。
①数字なし(Macbook,iMac,Mac Pro,iPod touch,iPod nanoなど)
②数字が付く(iPhone 3G, 3GS, 4G)
③その他(iPod classicなど)
特に②がクセモノで、その数字から勝手な解釈がされるがあるようです。
「冗談だろ?」と耳を疑うものも多く、このようなネーミングは日本人には向かないのかもしれません。実体験を2件書きます。
ある日のiPhone 4発売直後のビックカメラの会話。
A子:(在庫処分のiPhone 3GSをみて)あっ、iPhoneっ!ほしいーっ!
B子:ねぇー、iPhoneって3ギガしかメモリないんじゃん。
こっちにiPhone 4ってやつ置いてあるよ。
こっちにしなよ。4ギガだし。
ある日のバスの中での会話
C子: 今iPhone 3Gを使っているんだよね?。
D子: そうなの。でも携帯ももってるよ。
C子: 結構めんどいね。C子のiPhoneって3ギガしかメモリないんでしょ。それじゃ携帯も要るよねぇー。
D子: そうなのー、4が出たから買い換えようと思っているんだよね。
このようなお方たちにはiPadとiPad 2の違いはどのように認識されるでしょうか。。。
結局のところ タブレット闘争はどうなる?~今年は混戦模様だがまだiPad優勢
iPad 2の投入により、タブレット市場の抗争はいよいよ本格化してきました。
Android系 vs iPadでみた OS別のシェアは逆転、ということになるでしょうが、
実質的にはiPad優勢であまり変わらないでしょう。というのも、「コンシューマになじみがある」メーカからのタブレットは以外にまだ少ないためです。
ハード・ソフトともにノーストレスで安心して使えるか、という点では怪しいところだらけで、本来これらのタブレットがターゲットとする層に対してはまだまだ敷居が高すぎます。もちろん、各キャリアからもタブレットが出ていますが、実質的にショップでのサポートは無理です。これがBreakthroughできたときに初めて形勢に動きがでると思います。
(mp3プレイヤーも、当初は星の数ほどのメーカーがありましたが、WalkmanとiPodが市場を形成していったのが好例です)
iPadのビジネス活用について書けていませんので、こちらについてはしばしお待ちを。