かっこいい!最先端ライブスタジオ!見学してきました。
先日、株式会社キバンインターナショナル さんが運営されていますパンダスタジオ を見学してきました。
パンダスタジオにはeラーニング収録からUSTREAM番組配信に適したブラックスタジオ。そして世界最大の電子ボードを備えたホワイトスタジオ。さらにフルプラグド といった概念で音にこだわったライブスタジオのオレンジスタジオ等、最先端の機材を取り入れた特色のあるスタジオが設備されています。
そして今回見学した目的は、フルプラグドされたオレンジスタジオ の楽器や機材を見て刺激を受けようと思ったからです。
音楽演奏をしている人や昔バンドをして演奏していた人であればワクワクすることでしょう。
スタジオの第一印象は「カッコいい!」でした。
私の第一の目的は、
2月に発売されたばかりのローランドのV-Drums TD30KVS。
私はローランドから発売された初代の電子ドラムセットを持っています。その頃の音から比べると格段に良いドラム音を聞くことができ、また叩いた感触もかなり向上していることが良くわかります。
スタジオの壁や床が何故緑色かというと、後で記しますがクロマキー合成をするためです。
感動した機材がありました。
オレンジスタジオの特徴の一つでもあるパーソナルモニターシステム Roland M-48。とてもシンプルで機能性が高くしかも使い勝手が良いです。
特に電源と40チャンネルの音声を1本のCAT5eケーブルで伝送しているため、配線はこのケーブルとプレイヤーが付けるヘッドホン端子のみで基本OK。
このように楽器や音楽機材そして音楽系ソフトウェアのユーザーインタフェースはとても洗練されています。
ここにも『スマートIT』術 の考え方の手本が存在しています。
テレビゲームもそうですが、音楽機材も「使いやすく」「ハマる」要素が多々組み込まれています。とても参考になります。
さて、話をオレンジスタジオに戻しましょう。
32ch入力のデジタルミキサー(Roland M-300)でミキシングができ、デジタルレコーダー(Roland R-1000)で各チャンネル単位で高品質にデジタル録音が可能となっています。
さらにすごいのが、クロマキー合成対応による映像とマッチングができることです。
バックの映像はビジュアル・シンセサイザー(Roland CG-8)で音に合わせてリアルタイムでコントロールし、3Dグラフィクスを即座に生成。
ということは即座にプロモーションビデオができるということ。
この機材が合成するコントローラーTriCaster 850 CS 。
簡単な操作で即座に人の大きさや立ち位置を変えることが可能です。
そして、
2012年3月まで、広く音楽活動をする方に、無料公開されるとのこと。
興味がある方は是非!
参考エントリー
・楽器系ソフト(アプリ)から感じること。それはワクワク感である!2010/08/18
・テクノロジーの進化『楽器:シンセサイザー(Synthesizer)』から見る操作性を考える。そこからビジネスの何が見えるか。2010/12/06