【動画】Eclipse ベースの統合開発環境からのチームコラボレーション
ソフトウェア開発において、できれば、一つのツールの中で諸々の作業や確認が行える方がいいと思っている人も多いのではないでしょうか?
例えば、タスクの確認は、Excel や MS Project、Web からアクセスするツールで見て、作業は、統合開発環境で、はたまた、完了報告は、Excel や Word で・・・。継続的インテグレーションとその結果の確認は、Web で・・・とか、、、これだと、いろいろなツールを行き来しなければならないことになります。
昨今の開発では、チーム内の情報は、隠すのではなく、見たい人が見える(もちろん、セキュリティやコンプライアンス上の懸案で隠すとかは重要です)環境にする、すなわち透明性が高い方がコラボレーションしてチーム開発を実践できることが多くの開発チームメンバーにも知られてきています。
多くのツールを行き来し、自分の知りたい情報だけではなく、他の情報(その人にとってはノイズ)の中から、必要なものを見つける・・・などを考えると、実は、そこにムリ、ムダ、ムラといった隠れたコストにつながるものが潜んでいたりします(ツール使わないともっと大変なことになるケースも多いですし、かといってなんでもツールを使えばいいというわけでもないですが)。
ということを考えながら、Eclipse ベースの統合開発環境だったら、こんな感じで、統合開発環境の中でほぼほぼ開発者のやりたいことが、ノイズが入らず、関心のある情報だけ見ながらできるかなというのを例によって動画にしてみました。
例によって、チーム開発インフラとして Team Foundation Server 2010 を使った例となっていますが、こんな感じに、タスクやバグを見つつ、ソースコードを変更し、JUnit でテストし、コミットしたら、継続インテグレーションで、ビルド、JUnit が実行され、結果が蓄積されていくと。後からビルドから変更セットやタスクやバグを追跡したりできるので、開発者は極端な話、統合開発環境から一歩もでなくてもいいわけですね。
因に、Team Foundation Server には、 Team Explorer Everywhere 2010 というものからアクセスすると Eclipse ベースの統合開発環境ならどのプラットフォーム(Mac OS X, Linux, Solaris, HP-UX, AIX, もちろん Windows)からも接続ができます。
長沢(@tomohn)