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プレゼンでハスキーボイスを武器にする方法

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「ハスキーボイスで声に自信が無いんです」

そんなご相談を受けることがよくあります。

「夕方になると声がしゃがれてしまって・・・」とおっしゃる方もいます。一日声を出すと声帯が疲労してしまい、声帯がしっかり閉じなくなって息が漏れやすくなり、ハスキーボイスになります。水分不足のこともあります。こういう方は、少し休めばすぐに元の声に戻ることが出来ます。

でも、常にハスキーボイスの方も多くいらっしゃいます。ハスキーボイスの原因は、喫煙をしていたり、アルコール度数の高いお酒を頻繁に飲んでその後にカラオケをやっていたり、幼い頃兄弟が多かったり、野球などの大声を出すスポーツをやっていた経験が長かった方など、また、八百屋さんのように一日中喉を締めて声を出していることが長い年月続いた場合などです。

ただ、ハスキーボイスの個性的な声はプレゼンにおいては大きな武器になります。一概にコンプレックスを感じる必要はありません。

ハスキーボイスは、情緒的な感情が伝わりやすいのが強みです。例えば森進一さん、桑田佳祐さんなどが典型的なハスキーボイスとなります。

ただ、使い方が難しいのです。声が響かないためカリスマ性が出しにくいですし、普通に話すと声に芯が無く、弱々しい印象になり、大事な内容が素通りして聴き手が聞き逃してしまうこともあります。

使いこなすポイントは、息のスピードや量です。息を多めに吸って横隔膜を使って声を出せば、独特の情緒と迫力が出て、他の人は真似できない高い次元のカリスマ性が発揮されるようになります。

先日、三井不動産・菰田正信社長の会見を取材してきました。

菰田社長は、典型的なハスキーボイスの方です。ハスキーボイスが柔らかい雰囲気を演出していて、質疑応答でも鋭い質問を上手にかわしていたのが印象的でした。
もしご興味ありましたら、宣伝会議デジタルマガジン11月号をご覧下さい。

(※本日は無料でご覧いただけます)

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