オルタナティブ・ブログ > 大人の成長研究所 >

ライフワークとしての学びを考えます。

肩こり、猫背などの癖を直す 良い姿勢を簡単に保つ方法

»

最近出張が増えて、泊まるホテルのベッドが気になることもあります。

日本のベッドは割としっかりしているのですが、何泊もしていると身体がナチュラルな状態でなくなってくるのが自分でも分かります。
枕の高さも、選べるようになっているところも増えていますが、やはり朝起きたときにちょっと合ってなかったかなと思うこともしばしばあります。

浅田真央さんがエアウィーヴを持って遠征されているのがよくテレビに出ていますが、あれほどのアスリートなら当然のことかもしれません。
イチロー選手のカバンには、いつもお気に入りの専用枕が入っています。

どんな方でも、日々の生活の中で、また、長年のクセなどで、知らず知らずのうちに身体はナチュラルな状態ではなくなっています。

椅子に座っているとき、肩が斜めになっていたり、アゴが出て猫背になっていたり、などよくあることです。


発声のときに姿勢が悪くなっていると、なかなかボイストレーニングの効果は発揮されません。

そういうときは、ちょっとした矯正のため、壁にはりついて発声することで、違和感のあるところに気づいていただくこともできます。
そうすると、首、頭、肩、背中、腰、あご、などなど、人それぞれ苦しいところがあるのです。

壁に背中をつけてトレーニングするのも良いのですが、もう一つ方法があります。

「丹田」と言われる、へそ下9センチの場所を張って力をこめることです。
そうすると、どんな人でも、自然とスッと良い姿勢になることができます。

「姿勢良く」と言われると、肩に力が入ってしまったり、背中が緊張してしまったりして、姿勢が長続きしないものです。

しかし、丹田に力を込めると、その人のベストの良い姿勢を作ることが出来ますし、力みなく余裕のある人物のような品格が出てくる物です。

さらにもう一つ、気をつけることがあります。

肩が内側に入っていないか、というとです。

パソコンを使う人に多いのが肩が内側に入ってしまう姿勢です。
その姿勢は肩こりの原因になります。

一度、肩が内側に入る癖がついてしまうと、なかなか直りませんのでやっかいです。

これを一瞬で矯正する方法があります。

両腕を斜め下にまっすぐ伸ばします。
そして、手の親指側を上に向けて「クルッ」と軽く手のひらを後ろにかえすだけです。

そうすると肩と胸がすっきりのびて、良い姿勢になります。

これを気がついたときに頻繁に繰り返すことで、肩が内側に入る癖を直していくことができます。

Comment(0)