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ライフワークとしての音楽を考えていきます

上手な人はフレーズの終わりに「はく息」がつく

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歌っているときというのは、音楽が流れていて次のことを考えることで精一杯になりがちですね。

上手な人とそうでない人の違いは、じつはフレーズ終わりに表れます。

上手な人は、フレーズの終わりに、「はく息」がつきます。

ドラマティックな作品ではしっかりと、繊細な作品でもよく聞くとはく息で終わらせています。
(特に繊細な日本歌曲でははく息がつかない場合もあります)

なぜそうなるのでしょうか。

それは、横隔膜がしっかりと使えているからです。
横隔膜が使えていれば、次のフレーズの息を吸いなおすために横隔膜が運動し、息をはき切ります。

また、ブレスのやり方を聞けば、全体構成がビジョンとして見えているかが分かります。
次をどう作ろうかということも見えてきます。

ビジョンとして見えていなくて、そのときの感情で発声していたり、余裕がなかったりすれば、ブレスに意識が行かなくなり、良い呼吸ができなくなります。

つまり、発声の流れは、

息を吸った→発声した→息をはいた→息をすった→発声した→息をはいた→(以下同様)

となります。

息をはき切らずに次ぎのブレスを行うと、息を吸えなくなり、横隔膜もしっかり使えなくなるというわけです。

フレーズの終わりをぜひ意識してみてください。

本日はホイットニー・ヒューストンさんの素晴らしい「はく息」をご覧ください。

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