選ばれなくてもそこで終わるわけではない
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今日は母の日です。
母から言われて心に残っている言葉があります。
それは、あるコンクールを受けたときのことです。
前年が三位。奮起して再挑戦しました。
心の中では一位を目指していましたが、自分が思っているように物事は進みません。
結果は二位でした。
モヤモヤとしている私に
「ここで一位をとったら安心するでしょう。そしたらそこで終わりだよ。」
と言ったのです。
2014年5月9日の日本経済新聞「サッカー人として」で、代表選手選出について、三浦知良さんが良いことをおっしゃっていました。
・・・・・(以下引用)・・・・・
選手が人生をかけてやっているものをふるいにかける。これも大変なことだ。コンピューターが無作為に選ぶわけじゃない。選ぶ側も感情ある生身の人間だから。
舞台に立てて喜ぶのもサッカー人生、悔しさを味わうのもサッカー人生。代表に選ばれなかったからってそこで終わるわけではないし、W杯に出ればそこで終わるわけでもないよ。
・・・・・(以上引用)・・・・・
結果を深く考えると、今はあれでよかったのだと思えます。
あのときの思いがあったからこそ、今の自分があるのですから。
世の中に一人でも自分の可能性を疑いなく信じてくれる人がいる。これだけでも、魂が救われる思いがします。有り難いと思います。
今日は、母が数日前に実家の庭から切り花をしてわざわざ車で持ってきてくれたシャクヤクが咲きました。
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