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いつもの甲高い声を低い声に変えたら違和感がないでしょうか?

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「いつもの甲高い声を低い声に変えたら違和感がないでしょうか?」

よくある質問です。

ビジネスシーンでの甲高いキンキン声や早口は、説得力、信頼感にかけてしまい損をします。低く落ち着いた声で説得力のある声を出したい。でも、今まで甲高い声で話していたのに、低い声に変えたら周囲に違和感がないだろうか?

ただ、いつも甲高い声で話しているのに、突然低い声に変えたらヘンに思われないだろうか?と心配してしまう気持ちも分かります。

しかし、ご本人が気にしているほど、ほとんど問題ありません。

3つのケースでご説明いたしましょう。

1、初対面のお客さん

低い声で問題ありません。第一印象で決まります。落ち着いた低い声で話しましょう。

2、社内メンバー

いつも顔を合わせている社内メンバーのことが一番気になるのではないでしょうか?それも問題ありません。
低い声を出すトレーニングは、声帯を調節する筋肉をストレッチしながら声を良くしていきます。声は1ヶ月くらいかけて徐々に変化していきますから、ほとんどの人が気がつきません。そして、ある日突然「あれ?なんだか貫禄ついてきたんじゃない?」とか「最近説得力あるね」とか「今度のプロジェクトお願いしてみようか」などというように、周囲の印象だけが変わってきます。一般の人は声の高い低いを神経質に聞いているわけではありませんので、ほとんど気がつかれずに変えることができます。

3、使い分け

低い声のトレーニングをしたからといって、高い声が出せなくなるわけではありません。低い声の可動域が広がるのです。友人や家族との会話では、いつもどおりの甲高い声を使い分けても良いのではないでしょうか。
経営者でも、例えば「ジャパネットたかた」の高田社長は、テレビショッピング向けの声と、経営者としての声を使い分けておられます。素晴らしい経営者ほど多重な人格を使い分けています。

ぜひ、低くて良く通る声をトレーニングして人生を変えるスイッチを押してみてください。


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