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なぜ話しながら息をすうとき「シーッ」とか「スーッ」とか音をたててしまうのか 音をたてずに息をすって良い声を出す方法

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人前でお話されるときに、よく男性でありがちなのですが、言葉と言葉の間で息を吸うとき「シーッ」と音を立ててしまう方がいらっしゃいます。女性でもいらっしゃいます。

具体的にどんな感じの吸い方かというと、「虫歯がしみるかな?」と気にして息をすうときとか、男性がよく行っているのを見たことがあるのですが、物を食べたあと(ラーメンが多いかもしれません)「シーッ」とするときの音に似ています。

話すときに緊張していたりすると、このような息の吸い方をしてしまうことが多いかもしれません。

これは、聞いていてあまり爽やかな印象がしませんし、出来れば息をすうときに音が立てない方が良いと思います。

音を立てて息をすうことをおすすめしないのは印象だけではなく、もう一つ理由があります。

それは、口の中が狭くなってしまうことです。

口の中が狭くなるとなぜいけないのか。

それは、良い声が出なくなるからです。
人前でせっかくスピーチをしているのに、わざわざ口の中を狭くしてしまうと声が悪くなり、聞き手に届きません。

良い声で話すための条件は、「口の中」が広いことなのです。

緊張すると、固くなって歯をかみしめてしまうため、どうしても口の中が狭くなってしまいます。
そのため、ものすごく緊張してしまうと、口の中が狭くなり、息を吸うときにアゴが下りず自然に口の中で息が摩擦する音がしてしまいます。
これは、口の中が狭くなっているという証拠ですから、意識してアゴをさげて口をあけるようにしてください。

それから、ボイストレーニングをあまりしていない人で、癖でそうなっている人もいます。
これも、狭い息の吸い方をしているため、良い声が出難くなりますから、出来るだけアゴをさげて、音を立てずに息を吸うようにしてみてください。

理想の吸い方は、口の前は開けなくても大丈夫ですので、アゴをさげて口の中の空間を確保してください。
そして、「冷たくなった手を暖めるときの息」で「はあ〜」と息をはき、そのままの状態を変えずに息をすってください。
そうすると、目をつぶって聞いていれば、息をはいているのか、吸っているのか区別がつかない感じで呼吸ができているはずです。

その呼吸方法を身につけると、良い声がでやすくなります。
ぜひよく息を吸ってリラックスしてお話してください。

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