最近の新入社員さんは何を言っているのか聞き取りにくい 滑舌をよくするためにはどうしたらいいのか?
最近の新入社員さんたちは、滑舌が悪く、何を言っているのか聞き取りにくいのだそうです。
2013年4月27日日本経済新聞「実践マナー塾」に新入社員さんの傾向について書かれていました。
新入社員研修を行うと、最近の新入社員さんは、よく質問をして例年よりやる気が感じられる一方、「発表するときに滑舌が悪く、何を言っているのか聞き取りにくい」ことが心配になったそうです。
記事で、滑舌を良くするためには「腹式呼吸を使うと良い」と書かれていました。
腹式呼吸ももちろん大事ですが、私が特におすすめしているのは、とくに「横隔膜」を使えるようになることです。
横隔膜はインナーマッスルですから、ある程度は鍛えてあげる必要があります。
ボイストレーニング・エクササイズ「横隔膜ブレス・トレーニング」によって、横隔膜のインナーマッスルを鍛え、しっかりした呼吸が使えるようになれば、通常レベルの滑舌問題はほとんど解決したと言って良いと思います。
あとは、舌の筋肉を鍛える舌筋のシンプルなトレーニング1種類、朝のコーヒーのあと1分だけ行えば、さらに完璧になるでしょう。
私は、早口言葉や、舌筋のトレーニングを何種類も行うことはしません。
しかし、以前は滑舌が悪く、声が通らなかった自分が、これだけで今はしっかりゃベルことが出来るようになっています。
それでは、本日は、横隔膜のブレス・トレーニングシリーズより、基本のものを一つご紹介しましょう。
★★横隔膜ブレストレーニング★★
1、肋骨のすぐ下あたりに手を当てる
2、顎を下げて口を開け、思い切り息を吸う
ポイント:肩が上がらないように。お腹が風船のように張る感じを手で確認すること。
3、口を閉じ、唇に針一本通るくらいの隙間を開けて頬と鼻の下をパンパンにふくらましながら5秒息をはき、6秒目に当てた手でお腹をグイッと押して止める。(なれたら手を使わなくても止められるようになります)
ポイント:頬と鼻の下がパンパンにふくらむように。口の前にティッシューをかざすと地面と平行になびくくらいの呼気です。お腹はできるだけ張った状態を維持します。
4、再び口を開けて2から繰り返す。5回行う。
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