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ライフワークとしての学びを考えます。

「なぜ私はこんな大事なときに人前でモゴモゴ話してしまうんだ」 スピーチをするならまずこの記事を読んでからでかけてほしい

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何日も考えて準備し練習したスピーチ。
いざ自分の番になると「モゴモゴ」と口ごもりながら自信がなさそうに小さな声で話してしまう自分がいる。
ああ、なんてみっともないんだ。
こんなことはごめんだ。
もう二度と話したくない。
 
これ、私もそうでした。
いや、正直に申しますと、今もちょっとしたことですぐに戻ってしまいます。
 
本当は、颯爽と通る声でスピーチする自分の姿がイメージされている。あこがれのカリスマ有名人が話す様子が自分の脳裏に焼きついている。ああなりたい。しかし、実際に舞台に立つと現実はそう簡単にはいかないのですよね。
 
さて、どうしてそうなってしまうのか?
 
それは第一声を失敗しているからです。
 
私のトレーニングでは、「第一声をどんな声で何を言うか」をお伝えします。
 
例えば、「さあ、始めます!」でも良いし、「皆さんお元気ですか!」でも良いのではないでしょうか?無難に、「こんにちは。私は0000です。」でも良いです。
 
これだけを何度も繰り返して納得する響きまでに仕上げます。
 
人間というのは不思議なもので、最初に出した響きをいきなり途中で変えるというのはかえってやりにくいものです。
 
途中で失速するということは恥ずかしい。途中で挫けそうになっても何とか最後まで持たせようと頑張ります。
最初が上手く「はまる」と、ほとんど最後まで同じ調子でいきます。調子に乗ってさらによくなる場合もかなりあります。
 
ここで一つだけ必ず注意していただきたい点があります。
 
お腹を意識すること。
「お腹に来ているな」と確認することです。
どんなに経験を積んだ人でも、いつも「お腹が使えているか?」と気にしておられます。
 
お腹から出ていない声は、無理に喉で出しているので、大きな声でもうるさくて耳に心地よくありません。
絶対にやってはいけないのが「怒鳴る」こと。
また、喉や共鳴だけを頼って作った声を出しても、心に響いていきません。
 
最初は、お腹に手を置きながら話すといいでしょう。
 
おへそのあたりに両手をあてて話せば、見た目も感じが良いです。
なれてきましたら、手は両脇に降ろすか、自由にさせておいて表現のために動かしてください。
 
ボイストレーニングのテクニックは様々ありますが、やはり最終的には「お腹」です。
 
第一、第一声を何度も練習
第二、お腹

 
に集中して、良いスピーチをしてください。

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