夢を持ってエレベーターの前に立つ人がいる 夢を実現するために必要な3つのこと
なぜ自分の希望が通らないのか。
なぜ自分の企画は採用されないのか。反対されるのか。
なぜ自分は認められないのか。
社会では、自分がどんなに真面目に努力していたとしても、希望通りにいかにのは当然なことかもしれません。
もしクラシックのピアノを「20歳から始めました、努力しています。情熱もあります。プロになりたいです」とおっしゃる人がいたとして、子供の頃からやっている人とは残念ながら何かが違うのです。そして、もし基礎教育ができていたとしても、その次に来る難しい問題は、言葉で説明できない「何か」を持っているか。これはもしかしたら才能と呼ばれるものなのかもしれません。
しかし、そういう世界でないところで、自分の考えを通そうとした場合、諦めて終わらせなければかなりの確率でいつか実現するのではないかと私は考えています。
チームの皆さんをおあずかりするようなときは、だれかが夢を見せてあげなくてはならない。それはリーダーの役目なのです。
こういうときは、まず1回や2回、はねかえされて当たり前だと思っています。
そして、私は「人生大事なことは、ちょっとしたことで決まっている」と考えています
そこに気がつくか気がつかないか。
私はそれが出来なくて何度も失敗してきました。
例えば、もしキーマンがいたとしたら、今言うと最も効果的というタイミングをみて、直接お話しに行きます。他の人が言う前にいくというのも大事かもしれません。
忙しい人なら、いらっしゃる時間を見計らってエントランスや、エレベーターの前でお待ちしたこともあります。そういうときは最短の時間1分以内でポイントを話せるようにしておきました。
以前は「こんなことをしても変わらないだろう」と思っていたのですが、このようなちょっとしたことで、物事が大きく動いた経験があります。矢は放っておくべきなのです。
なんとしてでも成功させたいと思ったら、遠回りしてもよいので、しぶとく何通りかの方法を考え続けます。
そして、不思議になぜか「この人の言うことは通る」という人がいます。
それは皆が「ああ、○○さんの言うことだったら」と納得するような人物です。
1つは専門性。
その世界ならではの専門性のある人。こういう人は一目おかれ、言うことが信用されます。専門性をみがくことをおこたらないことが必要だと思います
そして2つ目は人間力。
やはり人間性への信頼だと思います。
自分の考えがなかなか通らないとき。それは、やはりまだまだ人間力が未熟なのだ、と思い知らされます。
そこに3つ目の、継続性や粘り強さが加われば大変な力になり、運気がめぐってくると考えます。