気づかないうちに進行している聴力低下を防止するために
仕事柄、耳の状態には神経質になります。
そんなことを考えていたら、2011年11月26日日本経済新聞にて聴力低下についての記事が掲載されていました。
それによると、視力と比べて、聴力の衰えは自分では分かり難いそうです。
人の話を聞き直したりすることが頻繁に起こるようなら専門医と相談したほうが良いそう。
例えば、健康診断で聴力検査をしているから大丈夫、と思っていても油断できません。
「異常は健康診断でも見逃されやすい。企業などの定期健康診断の聴力検査は。1キロヘルツ、4キロヘルツの2つの高さの音だけを調べる場合が多く、聴力低下のサインを捉えられない場合もある」そうです。
聴こえ方に異変を感じたら早めに検査を受けることで深刻な聴力低下を防止できることもあるそうです。
内耳の中には音を感じる繊毛細胞があり、動脈硬化などが原因となり、血流不足で細胞が死滅してしまうことあるので注意が必要です。
それでは、聴力低下のサイン、見逃さないためにはどういうことに気をつけたほうがいいのでしょう。
・・・・・(以下引用)・・・・・
・居酒屋など騒々しい場所で相手の話が分からない
軽度の聴力低下サイン。疲労や睡眠不足に起こることもある。
・電話などでの聞き間違えが増えた
高音部の聴力低下により音が明瞭に聴こえない
<間違やすい音の例>
「チ」→「キ」、「ハ」→「カ」、「ド」→「ロ」
「ネ」→「メ」、「ダ」→「ラ」
・音が割れたり、響くように聞こえる
・テレビの音量を示す数字が大きくなった
高齢者などの聴力低下の進行を家族が知るサインになる。
・耳がつまった感じが続いている
低音域の聴力が低下したサインで、ストレスなどが原因メニエール病の症状でもある。
・・・・・(以上引用)・・・・・
自分のことは自分が分かっているようでなかなか気がつかないこともあるようです。
人から指摘されたら注意してみることも聴力低下を防ぐ大事な方法かもしれませんね。
ベートーヴェンのような例もあるので、特に音楽をする人は気をつけたいですね。