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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

ネズミというと害獣のイメージだけどこんなヒーローネズミもいるのだ

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 いくつか雑誌を定期購読している。ソトコトもそんななかの1冊だ。

 今日、最新号が届いたので、つらつらと眺めていたら面白い記事が。「自慢の”鼻”で命を救う。知ってた? ネズミもヒーローだ!」がそれ。どういうことかというと、訓練されたネズミが地雷除去に活躍しているということだ。

 金属探知機だと、地雷以外にも反応してしまう。地雷検知犬というのもいるようだけれど、爆発してしまうこともあるそうだ。それに対してネズミは体重も軽いので、地雷は起爆しないのだとか。どちらかというと嫌われ者で害獣となるネズミ。それを訓練し、実際にモザンビークで地雷除去に活躍しているのだ。もともとネズミはかなり鼻がよく、爆薬を匂いで探し当てることができるとのこと。もちろん地雷をみつければ、おいしいエサがもらえるので、彼らは一生懸命に探してくれるようだ。

 雑誌の写真を見ると、このアフリカ鬼ネズミ、かなり大きい。訓練次第で、嫌われ者のネズミだってヒーローになれるのだなぁと素直に感心。さらに、結核菌をかぎ分けられるということも分かったとかで、結核菌探知ネズミというのも出てきているとか。こういう状況をみても、生物多様性の確保って重要なのかなぁなんて思ったりも。

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