悲しいことに、ホッキョクグマが共食いを始めてしまった
»
数日前から、坂本龍一氏などがTwitterでRTしたこともあり話題になっているニュースがある。
それが、ロイターが伝えた「ホッキョクグマが共食い始める、気候変動の影響で」というニュース。オスの大人のクマが子グマを襲ったようで、あまりにもショッキングな写真がロイターのサイトには掲載されている。記事では、あまり詳しいことは語られていない。米国の科学調査によると、気候変動の影響でホッキョクグマが狩りをする北極圏の氷原が溶け、その結果として共食いをするクマが現れたという記述がなされているのみだ。
もともと、温暖化の影響が問題視される以前から、オスの大人のクマが子グマを襲うという現象は確認されていた。しかし、十分にエサが確保できなくなったために子グマを襲う頻度がどうやら上がっているらしいというのが真相のようだ。
地球環境を考える際にCO2だけが悪者ではないとは思うし、CO2だけに固執するのもどうかとは思うけれど、こういう悲しい現実を目の当たりにすると、とにかく何かできることから始めなければなぁと、つくづく思う。そんな訳でということでもないけれど、最近になってWWFジャパンのサポート会員になってみたりもしてる。
WWFジャパンのサイトに行くと表示されるメッセージが「人の暮らしと共に、この自然を守りたい」。来年はより一層この気持ちをもって、活動していきたいと思っている。
SpecialPR