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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

iPhone使いだけれどAndroidはそれなりに気になっているのだよ

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 今秋以降にAppleからTablet型のデバイスが出るのでは、という噂が再燃しているようだ。

 この記事では年末商戦とのこと。これ以外にも、10月に800ドルくらいで発売されるという噂もあるようだ。上記の記事では、OSはiPhone OSでもなくMac OS Xでもない別物ではといった具合に、まだまだ不確定な状況でもあるが。個人的には、出てくるならOS XよりもiPhone OSにより近いものではと思っている。当然ながら、出たらかなり欲しいかも。

 じつは、Tablet型の新たなデバイスに関しては、Androidを載せたマシンもいいのではと思っている。Netbook用のChorome OSよりも、個人的にはTablet用のAdoroidのほうが、ハードウェアベンダーもビジネスとしては新規の市場を作るわけだし、成功するのではと感じている。

 そもそも、Androidは組み込みの世界ではすでにそれなりに注目を浴びているとのこと。@ITのMONOistにこんな記事が掲載されている。

 記事によれば注目される3つの理由は、オープンソースであること、開発環境が整っていること、そして接続性と表現力・操作性の評価だという。どれもそれなりに納得がいく話だ。とはいえ、この3つのうち最初の2つは、Linuxでもいいんじゃないかとも思う。けれども、Googleという今の段階ではかなり信用の置けそうな企業が、きちんと提供しているというのがベンダーなどが注目する点かもしれない。

 個人的には、じつは3つ目の接続性と表現力・操作性のところがけっこう重要なんじゃないかと思っている。さらにこの表現力と操作性のところも含め、Androidであればポータビリティー性が高いというあたりに、ベンダーなりは可能性感じるのではないだろうか。

 まあ、この評価は組み込みの世界の話ではあるけれど、Tabletにもけっこう当てはまる話しなんじゃないだろうか。iPhoneを日常的に利用していると、次なるデバイスはTablet型なんじゃないかと思えてくる。Netbookでは中途半端、いさぎよさがない。だったらやっぱり普通のNotePCのほうがいいだろう。でもそれが、割り切ったTabletなら、新たな利用形態というものをユーザーに提案できるのではと。もちろんそれがAppleでもいいけれど、そのときにはAndoroidも十分に主役の座を狙える位置に付けているのではないだろうか。

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