オルタナティブ・ブログ > むささびの視線 >

鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

3Gユーザーのあなたは3G Sに買い換えますか?

»

 iPhone3G Sの予約受付が、明日から始めるようだ。26日いち早く手に入れるには、予約に走ったほうがいいのかな。

 ここ最近、iPhone3Gの電池の持ちがかなり悪い。頻繁にTwitterにアクセスしたりしていると、ぐんぐん電池の残量が減ってしまう。仕方がないので、外付けの充電池を持ち歩いているのだけれど、この充電池のほうを充電しておくのを忘れがちだ。そんな状況もあるので、3G Sの電池の持ちがよくなったというのはかなり魅力に感じている。とはいえ、通話時間とかに変化が無いようなので、電池自体はどうやら3Gと変わってないのではという話もある。ということは、ソフトウェア側の工夫でだいぶ省エネ化されたのかもしれない。そうなれば、iPhone OSを3.0にするだけでももしかしたら電池の持ちは少しよくなるのかもと淡い期待を抱いている。

 ITmediaの記事に、米国の買い換え事情に関する記事が掲載されている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/17/news005.html

iPhone 3G Sを買うか——スマートフォンユーザーの答えは? (1/2) - ITmedia News via kwout

 この記事を読むと、米国と日本では随分状況が異なるなぁと感じる。とくにカメラについての評価のところ。

その一例が300万画素の新しい動画対応カメラだ。平均的な一眼レフよりも若干画質が劣る程度で、特にビデオ編集機能があるため、ほかのたいていのカメラ付き携帯よりも優れているように思える。それだけでも、既存のiPhoneユーザーにとっては200ドル余計に払う理由になるかもしれない。カメラを別に買わなくても済むのだから。

 米国では3G Sのカメラの評価は随分高いようだけれど、日本ならそこらのどの携帯電話でもほとんどこの程度のことは可能だ。下手すれば手ぶれフォーカスも付くし、フラッシュだって内蔵されている。そこまでいけばデジタルカメラを買わなくてもいいとは言えるだろうけれど、iPhoneのカメラでデジカメ買わなくていいというのはいかがなものかと思ってします。とはいえ、接写機能なんかは魅力は魅力だ。

 iPhoneをワイヤレスモデムにしてノートPCを3Gネットワークに接続するデジタリングについては、機能的にはサポートされたけれどキャリアが対応しないのは米国も日本も同様な状況だ。じつはこれがサポートされるのなら、いち早く3G Sに乗り換えるところだったのだが。ただでさえインフラの太さに不安があるソフトバンクでは、これが実現されるのはしばらくは厳しいのではないだろうか。

 2年縛りでの購入をしていないので、エイヤーと思い切れば機種変更出来ないわけでもないのだが、とりあえずは新OSでどれくらい3Gが使いやすくなるかを検証してから機種変は考えることにする。さて、既存3Gユーザーの皆さんはどうされるのだろうか? 他の人が持っているの見ると、うらやましくて欲しくはなりそうなんだが。そのときは、電池がそろそろ寿命なのでというのが言い訳かな。

Comment(3)