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自然保護区を大幅に拡大するという選択

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 ガソリンの値段が急激に上昇したときには、さすがに車に乗ることを控えざる得なかったが、再び価格が下がったらそのような風潮もどこへやらという感じかもしれない。

 米国で、自然保護区を大幅に拡大する法律に、オバマ大統領が署名したとの記事が環境メディアに掲載されていた。この法律により、オレゴン、コロラドなど計9州で、約8100平方キロが新たに保護区に指定され、域内での石油掘削などの開発が禁止されることになったとのこと。オバマ氏は、安価な石油を得ることよりも、自然保護区を拡大することを選択したと言うことになる。

 当然ながら、この法律を実施するならば、石油に変わる代替えエネルギーが安価に米国にもたされる必要がある。ということは、代替えエネルギー開発に真剣に取り組むのだという選択が行われたと言うこと。

 開発か保全かという議論をすれば、経済的には開発を選択した方が効率的になると言う場合も多いだろう。とはいえ、それを選択せずにあえて茨の道を選ぶ。こういうリーダーシップには素直に賞賛を送りたくなる。もちろん、これを選択したが故のこの先の苦労はあるはずではあるけれど。

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