地球温暖化に対応するための選択

　『不都合な真実』と、その他一連の環境危機への警告を促す活動で、ノーベル平和賞をも獲得したアル・ゴア氏。不都合な真実に続くゴア氏の著書が、新たに出版されるとのことだ。

　環境メディアの記事によると、その著書のタイトルは『われわれの選択』というものらしい。内容は、温暖化問題の解決策を提示するものだとか。

　個人的な見解だけれど、温暖化対策も行ってさらに経済発展も継続するというのは、かなり無理があるのではないかと思っている。とはいえ、経済的な欲求が現状のままで人間は満足できるのかと考えると、それもまた難しい。かなりの矛盾とジレンマの中で答えを見つけていくしかないのかもしれない。その際には、生活の中でいま便利だと思われる何かを捨てて、こういうことならば我慢するよという何かを選択することになるのだろう。

　ゴア氏の著書は11月に発行されるとのこと。まだ、半年以上も先の話ではあるけれど、氏は何を選択すると言うのだろうか。その選択が、本当に温暖化問題を解決するもので、世界のあらゆる地域に住む人が素直に受け入れられる選択肢であればいいなぁと思うのだった。