Oracle、HP連合がSunの救世主に!?

　Twitterで、satonaoki氏からこんな噂話があるよとの情報を得た。

　元ネタは、The RegisterというIT系ニュースサイトの「Oracle and HP proposed joint Sun dismemberment deal」という記事だ。The Registerは、USとUKに月間150万人のリーダーを抱えるサイトらしい。

　情報筋から得た情報とのことで、どうやら出所も定かではないらしい（というか明らかにされていない）。20億ドルでOracleがSunのソフトウェア部分を買収して、残りをHPが買収するという共同提案をしたとか。記事では、もっぱらOracleはSunのソフトウェア製品に感心があるのではという内容になっていて、ハードウェアをどうするという記述はない。MySQLの行方は、Oracleにとっても多少は気になるのかもしれない。いや、むしろMySQLの行方を気にしているのはMicrosoftかもしれないが。

　じつは、このOracleとHPの組合せの提案という話を聞いたときに、真っ先に思いついたのは、もしかしたらこれでSPARCのサーバーが生き残るのではということ。HPはハイエンドサーバーではIntelのItaniumを担いでいるわけだが、必ずしもそれが好調とは言えないであろう。であれば、その領域でSPARCとの共存もあり得るのではと考えたのだ。

　まあどちらにしても、Sunがこの先どうなるかがはっきりするまでには、まだひと揺れもふた揺れもありそうな予感だ。