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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

アプリを融合すべきか、SOAで連携すべきか

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 インフォアという会社をご存じだろうか。SAPやOracleに比べれば知名度はまだまだかもしれないが、世界ではそれに次ぐERPベンダーである。

 インフォアは知らなくてもSSA Global、Baanなら知っているという人も多いかもしれない。それらの製品を買収して、一気にシェアを拡大した企業なのだ。多くの製品を買収して、それらを強引に融合するのではなく、SOAである種緩やかに連携させるという方向性を打ち出している。そのあたりについてITRの浅利氏は、それなりに好意的に捉えているようだ。

 個人的には、もう少し強引に製品を融合させるところがあったほうがいいのではとも思っていたのだが、この記事を読んでみるとそれよりも現状のSOAを使った方法が有効そうであり、将来的には顧客の既存の投資を守りつつ変化することができるのであるかと思えてきた。既存でインフォアのERPの完成度製品を使っているというのであれば、是非とも上記の記事は一読されたし。

 ところで、今回インフォアはInfoa PM 10というパフォーマンス管理アプリケーションの提供を開始した。

 こちらも、買収した2製品を新たにインフォアの製品として提供をするというもの。デモを見た限りはLook & Feelもかなり統合されており、使いやすそうなものだった。ただ、残念なのが2つの製品でデータベースが現段階では統合されていないこと。個人的には、このあたりは今後の課題になりそうに思う。

 融合は緩やかでもいいのだが、データは統合(一元化)したい。インフォアが選んだ、既存製品を最大限に生かしSOAでの緩やかな統合という方針では、このあたりが課題になりそうに思える。

Comment(2)

コメント

それもアリなんですが、第三の解答は「MDM」だと思うんですよ、私は。

マスターデータだけを一元化するというのは、確かに有効だと思いますね。システムを繋ぐよりもデータをなんとか一元化)一元的に管理する)というのが、もっとも息の長い効果的な方法にも思えます。

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