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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

軽くて速いにこしたことはない

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 アンチウィルスなどのセキュリティ対策ソフトは、入れなきゃならないことは分かっていても、存在を歓迎する気にはなかなかなれない。いっそ、こういったものが手許のPCで稼動していなくても、安全であればいいのに。

 ある種、仕方がなく入れているのがこういったソフトだろう。セキュリティの設定が邪魔をしてうまく動かないアプリに出会ったり、なんだか相性が悪くて結局はセキュリティ対策ソフトを入れ替えるか、もしくは使おうとしていたソフトを諦めたなんてこともあるかもしれない。

 欲しくないけど必ず必要なのがセキュリティ対策ソフト。であるならば、その存在はできる限り軽く、処理が高速であるのにこしたことはない。個人的なイメージではあるが、数あるセキュリティ対策ソフトの中でなんとなく重いという印象があったのがNortonだった。もちろん年々改良がなされているので、そのたびには軽くはなっていたはずだが、それでも高機能なぶん重いのではと漠然と感じていた。

 最新のNorton 2009の発表が、先週10日の水曜日に行われた。この製品のコンセプトは、業界で最も速く、最も軽いということ。そのイメージは、無重力。

 たくさんのセキュリティ対策ソフトを同時並行に使い比べたことがないので、実際のところどうかはよく分かっていないのだけれど、発表資料によると各社の製品に比べブート時間が最小、メモリ使用量もかなり少ないというのが今回の製品の目玉の1つだ。

 面白いのが、ITmediaの記事にもあるが、ホワイトリストを採用してスキャン時間を大幅に短縮したというところ。数日使わないで電源を久しぶりに入れたPCだと、セキュリティのアップデートやらウィルススキャンの処理などで、まともに使えるようになるまでに結構な時間を要するということがある。Norton 2009では、ホワイトリストのファイルをスキャン対象から除外できるので、日常的なスキャン時間はかなり短縮されるようだ。

 こりゃけっこう期待できるかなということで、さっそくHDDが遅くて定評のあるThinkPad X40にこれをインストールしてみた。Norton 2009の特長の1つに、ワンクリックでの業界最速のインストールというのもある。Core 2 6300 1GBメモリのWindows Vistaのマシンでは、実測のテストで52.77秒でインストールできたらしい。正確なストップウォッチが手許になかったが、Windows XPでメモリ1.5GB Pentium M 1.4GHzでは、およそ3分でインストールが終了した。まあマシンのスペックを考えればけっこう高速なのか。

 しばらくこの遅いノートPCで利用してみて、効果が実感できたら徐々に他のマシンにもこれを導入しようと思っている。ところで、じつはこの日は各社からセキュリティ対策ソフトの新製品が発表されている。

 それぞれに特長があるようなので、いっそ使い比べてみたいところだが、1台のマシンにそれぞれを同時にインストールして使うというわけにもいかないのでちょっと難しい。ああ、こういうものの検証のときこそ、仮想化の技術を使えばいいのか。

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