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Oracle OpenWorld Pre Open

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 現地21日の夕方、Oracle OpenWorldはプレオープンした。会場のモスコーンセンターにホテルか歩いて到着すると、ワンブロックを取り巻く長蛇の列が。まさかこれが、基調講演の入場を待つ人だとは。

 並んでいる人々の期待は、James Carville氏とMary Matalin氏。夫婦で政治戦略家/コンサルティングをやっているという。CNNなどにも登場するこの有名人の講演が目当てだったのだ。

Safra キーノートセッションの冒頭では、PresidentのSafra Catz氏が登場、今回のOpenWorldには43,000人の参加者、300のライブデモ、1,800のセッションが行われるとのこと。それでも、現状Oracleには9,000もの製品があり、ほんの一部しか紹介できないそうだ。9,000もの製品とは、考えただけで気が遠くなる。

 続いて登壇下は、サンフランシスコ市の若き市長Gavin Newsom氏。高い支持率で再選した、まるで俳優のような2枚目市長だ。氏は会場となっているモスコーンセンターが70%という高い率でリサイクルに取り組んでいることを説明。自分の中では米国はリサイクルなどの活動は少し日本などに比べれば、遅れ気味との印象もあったが、そのあたりもだいぶ改善されてきたのかもしれない。会場の周辺でも、以前は見られなかった分別のゴミ収集がなされるようになっていた。

 さて、肝心のJames Carville氏とMary Matalin氏の講演は、英語力のないのに加え、米国の政治の背景を理解していないこともあり、おもしろさもほとんど分からない状況、残念。

 あとからレポートをもらったので、そこから。「夫婦で政治的な意見は大きく違うが、夫婦では争いごとを避けるようにする。でも、同じテ レビ番組をみていると、意見が異なるのでケンカになることもある」とMary Matalin氏が言えば、「私は意見が合わなくても政治が大好きな人と結婚できてよかった」とJames Carville氏。この2人の講演、会場の人々が時折爆笑する状況を理解できるようになるには、かなりの勉強が必要そうだ。

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