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Vistaは死んでしまったのか

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 eWEEKの翻訳記事「Vistaに見切りをつけたMicrosoft」の冒頭は、「Vistaは死んだ。」という過激なものだ。

 MacBook Air購入前のお仕事ノートPCのVAIO Type-Tは、Vistaマシン。スタイルも軽さもけっこう気に入っていたけれど、OSの動作には不満があった。いまだこれを捨て去ったわけではなく、必要に応じて利用している。というわけで、SP1がダウンロード可能になってすぐに適用した。

 期待はもちろんパフォーマンスの向上だったのだが、いまひとつその実感には乏しかったというのが正直な感想。スリープからの復帰は前より安定化したかなとは思うが、HDDへの激しいアクセスが頻繁に発生している状況には、あまり改善は見られないようにも思う。というか、改善はされているのかもしれないが、それが快適になったかというと、そういうレベルにはないのだ。

 で、冒頭のeWEEKの記事だ。ビルゲイツ氏がそう言ったわけではないが、来年には次期WindowsであるWindows 7が発売されるかもしれないと発言したとか。そんなことをゲイツ氏が言ってしまったら、Vista移行をみんな控えることになるのは必然、結果的にはVistaがあまりにも短命ってことに。実際にはVista登場から次期版まで2年以上経過するのかもしれないが、Windows XPを使い続け、Vistaを知らずにWindows 7に移行することになる人がかなり増えそうだ。

 記事によると、Windows Server 2008に関しては、筆者はかなり好印象があるようだ。自分で利用していないのでこのあたりは実感しようがないのだが、そのテクノロジーをうまく取り込めばWindows 7ではVistaの不満は解消される可能性も高そうだ。ビルゲイツ氏の発言がちょっと暴走気味なのか、それともかなり真実に近いものなのか。今後Microsoftから発表される、正式なWindows 7のロードマップが気になるところだ。

 

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