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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

MacBook Airの印象 その2

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 MacBook Airで、便利だけど慣れないのがマルチタッチトラックパッド。これすごい便利です。二本指で縦にも横にギュンギュンとスクロールできるのは秀逸。

 慣れないのはボタンのほう。1個しかないので、Windowsで右にあたる機能はどうやって出すのか一瞬とまどう。それと、パッドを指でタップしてもクリックされないのも慣れない。これはこれで、間違ってクリックする煩わしさから解放されるのだけど。

 MacBook Air本体の性能の感想も。立ち上げ、シャットダウン、スリープのレスポンスがいいのには感動。これだけでも買ったかいがあったかと思ってしまう。まあこれはMacBookでも同じか、それ以上のはず。

 HDDへのアクセスランプとかが見あたらないので、なんだか不安な面もある。それと、ときどき盛んにファンが回る。たいした作業もしていないのにだ。これはこんだけ薄くしてしまったから、熱効率的には仕方がないことなのかもしれない。こまめに画面閉じて、スリープしたほうがいいのか。

 やっぱり、画面の大きさは余裕が感じられる。この画面の大きさと質なら、1.3kg超えていることも許すかという気になる。Windowsの時には、あんなに軽さにはこだわっていたのに。

 キーボードもこの薄さから考えると、かなりいい。個人的には、もうちょっと固くてもいいかなぁ。

 HDD容量が少なめ(高くてSSDには手が出なかった)なので、当初はBootCampかVMwareでWindows環境を入れようかとも考えていたが、当面はそれはやらないことに。現状は中途半端にWindows環境に未練を残すのではなく、いっそのこと、なるべくMac環境に移行してしまおうと考えている。そのためには、MS Accessベースの請求書ソフトをあきらめ、OpenOfficeのBaseで新たに作り直そうかと考えている。

 自分で買っておいてなんだが、Airは薄すぎて使いやすいとは言えないので、あまり他人には勧めないかもしれない。Windowsからの乗り換えなら価格も手ごろでパフォーマンスもHDD容量も余裕があるMacBookのほうが良さそうだ。もともとMac使いの人には、デザインが気に入るなら是非にどうぞといったところか。

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