UNIXおたくではないけれどEmacsが好きだ
「Microsoftが.NET版Emacsの開発を検討中」とのニュースが掲載されていた。文章を書く際には、Emacsなしにはキーボードが進まない自分としては、ちょっと気になるニュースだった。
デスクトップPCのキーボードは英語版のHappy Hacking Keyboard、ノートPCもCaps LockとCtrlキーの入れ替えはすぐに設定する。で、文章を書いている際、左手の小指はほとんどAの横のCtrlキーの上というのが、私のエディットの状況。これは、ITの世界に入ったときに、マシンはSunのワークステーションでエディターはEmacsを使っていたから。
Windows上ではxyzzyという、Emacsのキーバインドによく似ていて、Lispみたいな言語で設定や拡張できるエディターを使っている。理由は、Windows版のEmacsがちょっと重たく感じるから。
記事を読む限り、MSが.NET版Emacsという話の真贋はまだはっきりしないように思える。記事の通り、なにをいまさらEmacsなのかとも確かに思う。個人的には、メモ帳の変わりがEmacsになってくれることは大いに歓迎だけど、そんなこと思う人間はごくわずかに違いない。UNIXやLinuxへの媚びなのかなとも思うけど、最近のユーザーのどれくらいがEmacs好きなのだろうか? そもそも、エディターなんて使うのか? まあ、Emacsは、いまやたんなるエディターの域は遙かに超越した環境かもしれないけど。
とにもかくにも、.NETとEmacsってなんだかぜんぜん相容れない感じがするので、このあとこのお話がどういう進展をみせるのか、忘れないようにしておこうということで、自分用のメモ代わりのblogエントリーでした。