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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

ドライバーがない

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 ドライバーといってもゴルフをやるわけではないので、クラブのことではない。ましてや、ネジを回すためのドライバーでもない。

 なかったのは、スキャナのドライバファイルだ。

 最近購入したVAIOのType-TというノートPCには、ちょっと便利そうなソフトウェアがあらかじめ入っていた。なかでもATOKとAcrobatは、まさに購入しようと思っていたソフトなので、ちょっと得した気分だった。

 このほかにも翻訳ソフトも入っていたり、地図ソフトもある。で、もう1つ、名刺読み取りのソフトが入っている。原稿書きのために取材などしていると、あっというまに名刺が集まってしまう。定期的に名刺ホルダーに整理するのだが、これがかなり面倒。社名のアルファベット純に並べて整理しているのだが、特定の文字のところだけが増えてしまったり、特定の会社だけが増えてしまったりで、そのたびにホルダーの用紙を追加し並べ替えたりしている。

 そもそも、この整理作業はときどきしかやらないので、最近もらった数十枚は常に束になってデスク上のカード入れにある。そのほかにも、もらったばかりの十数枚が名刺入れに入ったままだ。この状況をなんとかしたいなぁとずっと考えていたら、なんとノートPCにソフトが入っているじゃないか。ということでさっそく使おう、そうだほとんど使っていないスキャナがあったっけ、ということで数年前に購入したスキャナを引っ張り出してきた。

 ところが、いざ使おうとしたら、このCanonのスキャナー、なんとVista用のドライバーがない。Canonのサイトに行ってみると、まだ出ていないのではなく、対応する予定がないみたいなのだ。スキャナなんて1万円くらいで手に入るのだから、最新のVistaに対応した物を買えということなのか。こんなことに出くわすと、「Windows XPユーザーの9割、OSの変更予定なし」なんていうアンケート結果が出るのも納得できてしまうというものだ。

 さてどうしたものかと悩んでいたところ、ソフトのメニューをよく見たら、デジカメの画像でもいいということが判明。考えてみればそりゃそうだ。しばらくはこの方法でやってみるか。とはいえ、10枚くらいまとめて読み込むには、どう考えてもスキャナのほうが楽なんだよなぁ。

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