ThinkPad X40 Vista化のその後
先日、くたびれてきたThinkPad X40を、VistaのRedyBoost機能でなんとか生きながらえさせるという話をここで書いた。その後も、まだ苦労は続いている。
アップグレードインストールで入れたVistaは、どうも調子がよくない。なんだか訳のわからないエラーやアラートが出るようになった。何が原因かもよくわからない。そのうち、Access 2000のアプリケーションをAccess 2003で動かしていたら、なぜか印刷のプレビューをしようとするとブルー画面になる。悩んでいてもスキルがないから時間がかかるばかりで、解決策が見つからない。結局クリーンインストールすることにした。
クリーンインストールして、新たにOfiiceをセットアップしたり、必要なソフトを入れたりで、これは1日作業になってしまった(かかりっきりだった訳ではもちろんないが)。クリーンインストールなので、その後はとくに不具合は出ていない。でも相変わらずハードディスクのアクセスは頻繁で、ReadyBoostをセットアップしても、やっぱりストレスがある。これはもう、1.8inchの特殊なハードディスク仕様なので、仕方がないことなのかもしれない。
交換用に購入したハードディスクは、インタフェースが違っていて結局接続できなかった。ということで代替えハードディスクも入手できていない。どうやら、この仕様のハードディスクは、すでに普通にお店から購入するのは無理らしい。
まあいまのところは速度のストレスはあるものの、まともに動いているのでこのまま使おうかとも思う。しかしながら、ハードディスクの代替え品が手に入らないのは、なにかトラブルがあったときに安価には直せない(自分で交換するつもりなので)。そうこうしているうちに、海外取材の仕事の依頼が舞い込んできた。最近バッテリーも弱っているし、このままこのたよりないX40で乗り切ることができるのか。
ということで、新しいノートPCもじつは物色中。ThinkPad X61sにするか、SONY VAIOのtype Tにしようかと悩んでいる(まだ買うと決めたわけではないのだが)。X61sならばほしいスペックが17万円くらいで入手できるのだけれど、VAIOのほうはどうせならばフラッシュメモリの32GBをと思ってしまうとカスタマイズ構成で28万円くらいになってしまう。うーむ、これなら、X61sとデジタル一眼レフのカメラが買えてしまうじゃないか。どちらにしても、納期は2週間くらい見ておいたほうが良さそうなので、買うならば決断は数日中に行わねばならない。
軽ければなぁ、MacBookも候補に入れるところなのに。