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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

25人分

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 エコネタなので、抑えておきます。

 ITmediaの記事によると、IBMが省エネサーバを発表したとのこと。新しいサーバー1,000台で、年間最高9トンの二酸化炭素削減に貢献可能だ。低消費電力のIntelおよびAMDのプロセッサを採用での試算だ。

 このほかにも、冷却効率の高い冷却システムやプロセッサの電力消費量を調整する管理ツールなどでも消費電力を減らしたり、熱の発生を抑える。サーバーから効率よく熱を排出しても、結局それをエアコンで冷やすことになるので、熱そのものの発生を抑えなければあまり意味はない。各社とも、熱そのものの発生を抑える努力を始めているというわけだ。

 ちなみに、年間9トンという二酸化炭素だが、一体これはどれくらいの量なのだろうか。検索などで調べたところ、人間が1日に排出する二酸化炭素の量がだいたい1kgとのこと。そうすると年間約365kg、これで割ると9トンは約25人分に相当する。

 人間25人とサーバー1,000台、多いのか少ないのかよくわからないが。ちなみに日本全体の二酸化炭素排出量は、現状年間で13億トンくらいでしょうか。

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