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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

Google AdWords広告とビジネスを直結する

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 CRMの状況がここ最近変わってきている。Salesforceの登場でASP型のカジュアルなタイプが存在感を増しているのもその1つ。とはいえ、こういったCRMシステムは、器や方法は提供するが、肝心な中身の部分は使う人任せというのが現実。

 SaaSでろうがパッケージあるいはカスタムアプリケーションでろうが、CRMシステムを導入するだけではなにもおこらない。日々、顧客のデータやキャンペーンの結果などのデータを蓄積していく必要がある。蓄積して分析できるようになって、はじめて次のステップのアクションに結びつく。

 ところで、とあるキャンペーンを展開していく際に、マーケティング担当者は紙の広告、オンライン、検索エンジンのキーワード広告、あるいはイベントなどさまざな媒体をどう組み合わせるかに頭を悩ませることになる。さらに、いざキャンペーンが走りはじめても途中経過を眺めながら、各種変更、調整でよりよい結果となるようさらに頭を悩ますことに。

 そんななかで最近注目を浴びていて、評価もされている手法の1つにGoogleのAdWordsがある。この手法が効果的であったとしても、広告と自社のビジネスを結びつけるには距離感とタイムラグはある。そのため、広告が効果的にビジネスの数字に影響を与えているかは、CRMシステムを導入していてもなかなか掴みにくいものだ。

 米国での話だが、「Salesforce、Google AdWords直結のキーワード広告管理サービスを発表」とのこと。AdWordsの広告の効果をSalesforceのCRMに直接取り込んで活用できるようになりそうだ。ここ最近、このあたりの「メディア」「広告」「ビジネス」の連繋といった分野について、新しいビジネスモデルを考えていところなので、このニュースを目にしてなるほどこう来たかという感じ。とはいえ、キーワード広告をクリックする段階では個人を特定できないだろうから、Salesforce側のアンケートかなにかの仕組みをあいだにかませて、データを取得する必要はありそうだ。

 現場の営業担当者や経営者にはなかなか響かないが、マーケティング担当者や企画、戦略立案をおこなっている人たちにとっては、最近のGoogleの強さも相まって、ちょっと面白そうな仕組みがでてきたなと感じさせるものではないだろうか。

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