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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

目指せわらしべ長者

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 すでにあちらこちらのブログでも取り上げられているようだが、小さな赤いクリップから住宅の取得を目指している現代のわらしべ長者物語がある。

 わらしべ長者は、わら1本から家屋敷と田畑を得て、その後はまじめに働いて結果的には悠々自適に暮らしたという昔話(諸説あるようだが、始まりはどれもわら1本から)。こちらは、小さな赤いクリップを物々交換して、最終的には住宅を手に入れようという現在の試みだ。昨年の7月からブログを立ち上げ、コールマンのストーブやスノーモービルなどを経て、現在はAlice Cooperと半日過ごす権利にまで至っている。

 Webページの1ピクセルを広告スペースとして1ドルで売り出し、数ヶ月後に1億円以上を稼ぎ出したという話が数ヶ月前にあったが、このときもビジネスはアイデア次第だなと思った次第。今回もお見事なアイデア、としか言いようがない。広告は2番煎だとちょっと厳しいかもしれないが(とはいえいくつか同様な試みはあるようだが)、物々交換は絶対的な価格価値ではなく、欲しいと思った人がその物の価値を認めさえすればいいので、どんな物からでも、そして誰でも可能なの試みではないだろうか。

 というわけで、ゲッターさんあたりもらったノベルティで挑戦してみてはいかがでしょうか?

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