公衆無線LANの本命は

　あいかわらずIMAP接続では調子の悪いVodafoneの702NK。いらいらするので、勢いでW-ZERO3を買いそうになったが、大きさと重さでちょっと躊躇。W-ZERO3の成功をみて、各社がWindows Mobile搭載の携帯電話を提供し始めそうといった話も聞こえてくるので、ちょっと購買意欲を一旦ほかに向けようかと思ったりしている。個人的には、Windows MobileよりもLinuxあたりだと嬉しいのだが。

　面的な展開をするという、ライブドアの公衆無線LANにはけっこう期待していた。価格的にも月額500円（税抜き）というのはかなり魅力的に感じていた。現在のエリア状況を見ると、山手線内であってもまだまだ抜けも多いが、資金力と馬力で一気に広がってくれないかなぁと思っていたのだが。現状のごたごたが落ち着くまで、設備投資などの方向性はいまひとつ不透明と言わざる得ないのだろうか。個人的には、とりあえず使いたい地域のリクエストだけは地道にしてたりする。

　日本テレコムのBBモバイルポイントという選択肢もあるのだが、こっちは面展開ではなくアクセスポイント方式。自分が利用しているプロバイダが対応していないので、契約にはいたっていない。このためにプロバイダを乗り換えるつもりはないので、こちらもしばらく導入の見通しは立てられない。

　そうこうしているうちに、WiMAXのサービスが始まるのだろうか。ドコモの中村社長は、可能ならばすぐにでもWiMAXを始めたいとコメントしたとか。ソフトバンクも、今年の1月には「WiMAX推進準備室」を設置したとのことで、無線LAN待ちするよりも、一気にWiMAXのことを考えたほうが、結果的には無駄な投資をしないで済むのかもしれない。

　しばらくのあいだは、mobileimapでも自宅サーバーに入れてimodeでメール読んでいたほうが快適かな。最近、ノートPC（ThinkPad X40)の重さがちょっと苦痛だったりもするし。