電子ペーパーで壁新聞は辛そうだ
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東京駅で実験している、電子ペーパーを見てきた。個人的な感想としては、普及するかはちょっと疑問といったところか。
電源を切っても表示を維持できる、5分に1度程度の書き換えなら内臓電池で半年から1年もつ、それでいて厚さが6mmということで、スペックとしては立派。さまざまな応用が期待されるのだが、実際に見た第一印象は「暗い」というもの。解像度が悪いわけではないが、バックライトがないのでやっぱり紙より見えにくい。当然小さな文字は、読みにくい。携帯端末で手許で見るならまだしも、東京駅のような状況での掲示の仕方だとかなり読みにくく感じた。新聞紙をうす暗いところで読んでるような状況か。
最近の液晶ディスプレイの「きれいさ」に慣れてしまった目には、ちょっと辛い。すくなくとも、ポスターなどの用途には白黒ということもあり表現力に欠ける。案内掲示版くらいなら使えるか。消費電力が少ないので、街角に掲示して大規模な災害時の政府や自治体からお知らせや連絡を掲示なんていう使い方はありかもしれない。頭が固くて他に利用方法が思いつかない。
現在は実証実験ということで、さまざまな意見を募っていくようなので、それらを反映した今後の改良と利用方法に期待したいところだ。
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