筒香嘉智選手の環境適応

筒香嘉智選手、連日、YouTubeでチェックしていますが、パイレーツに移籍してから大活躍ですね。
昨日の逆転サヨナラ３ランも凄かったです。

試合後のヒーローインタビュー中、仲間から水をぶっかけられる手荒い祝福を受けながらも満面の笑みを浮かべている筒香選手を見て、思わず、ウルウルしてしまいました。（最近、涙腺が弱い）
レイズでは、打撃不振に喘ぎ、出場機会も少なかったので、ベンチで思い詰めている表情をしていることが多かったように思います。同じような体型で似た顔立ちのチェ・ジマン選手がチームメートと絡んで大笑いしている姿と対照的でした。
ドジャースに移籍後も状況はあまり変わらず。チームが勝ってもその輪に入れないような感じさえありました。
「メジャーの投手の速球に対応できてない」、「もともとは選球眼が良かったのにボール球に手を出すようになった」など技術的な面での適応に苦心していることは、伝えられていましたが、私は、チームや生活に馴染めているのかも心配でした。
昨日のインタビューでは、「チームメイト、スタッフが本当に声を掛けてくれて、やりやすい環境を作ってくれている」と周囲への感謝の言葉を口にしていた筒香選手。
本当に良かったです。
私も転職の経験が何度かあり、また、今も、4月から新しい職場なわけですが、新しい場所で活躍できるかどうかって、本人の実力や、ニーズの他にも、職場の雰囲気というか環境が自分に合っているかどうかも大きいと思います。
その点、今の私は恵まれているのですが、過去の転職では辛いこともありました。ここに書くまで忘れていたので、ウルウルしてしまったのは、過去の自分を重ね合わせていた訳ではないです。

ところで、現地実況では、筒香選手がホームランを打った後、「ツ、ツ、ツギヨウ～！」と絶叫してます。なぜ、「ツギヨウ」なのか？通常は、「ヨシ・ツツゴウ」と話しているので、ツツゴウと言えてない（発音できない）訳では無さそうです。
いろいろネットで調べてみると、フィル・コリンズの「ススーディオ（Sussudio）」をもじっている、という説が。
確かに、この歌の「ス、ス、スス―ディオ」という部分は印象的です。
ちなみに、「スス―ディオ」とは、フィル・コリンズによると「パッと思いついた意味のない言葉」だそうです。曲の中では、学生時代の男子生徒の憧れだった女の子の名前になっていますね。
みんなに愛される選手として、今後の益々の活躍に期待しています。