休憩時間に何をしますか?
皆さんは、仕事の休憩時間に何をしますか?
休憩時間に何をするか?
というのは人それぞれですが、休憩時間に何をするかを考えているかどうか、というのはどうでしょうか?
次の仕事のために頭を休める、自分のプライベートの用事を片づける、同僚と自由な話をする
いろいろな使い方があると思いますが、それを考えている人といない人がいます。
これは、ワークライフバランスなどが語られるときも同じようなことを感じます。
プライベートに仕事は持ち込まない
という話の前提に、仕事は辛いもの、辛い仕事を家庭には持ち込まないという話になっているようです。
その仕事が辛いもの
という前提が違ったらどうだろうか?
辛い仕事をプライベートな時間まで持ち込むのはよくありません。
しかし、創造的な仕事、楽しい仕事であれば、リラックスした状態でその仕事に関する新しい視点や発想を持つこともできるようになります。
欧米でプロボノ活動などが盛んなのも、先進国の労働者が行わないといけない仕事がどんどん高度化し、クリエイティブなものが多くなり、オフィスの中だけでモノを考えていても新しい発想などは出てこなくなった、という背景も関係していると感じます。
地域のNPO活動やボランティアなど、通常業務とは違う仕事にかかわって、その視点から自分の仕事を見ると、新しい視点での発見があると私自身も感じています。
高度経済成長期には、ある程度の働き方の答えがありました。
だから、自分の時間を会社に提供して会社の指示通りに動けば評価もされました。
そして、派遣社員が一斉にオフィスにあふれ出し、その時点で昔の働き方、考え方では通用しなくなったと正社員の多くが本当は気づいたはずです。
「同じ仕事をしているのに、保険や年金、仕事が保障されている正社員と不安定な派遣社員の違いはなんだろうか?」
と。
「今の働き方では仕事の成果自体が出なくなってきた」という声をきくようになったのは、ここ1年ほどの流れです。
ずっと仕事をする
ということではなく、「楽しい仕事で成果を出すために自分の思考を変える」ことが重要なように感じています。
休憩時間も生産的な時間にすることはできます。
しっかし、このような働き方やCGMなどを徹底的に使っているのが、外資系企業のビジネスマンばかりなのが気になります。