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ICT/IoT、ドローンなどを活用した地方創生や次世代人材育成に取り組んでいます。

リーダーとしてあなたは何を求められていますか?

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「リーダーとマネージャーの違い」というのが、よく論じられますが、


ウォレン・ベニス氏(http://diamond.jp/articles/-/7467)は、

1.マネージャーは「管理」し、リーダーは「革新」する。
2.マネージャーは「前例の模倣」で、リーダーは常に「自らがオリジナル」である。
3.マネージャーは「維持」し、リーダーは「発展」させる。
4.マネージャーは「秩序に準拠」し、リーダーは「秩序を創り出す」。
5.マネージャーは「短期的視点」を持ち、リーダーは「長期的な見通し」を持つ。
6.マネージャーは「いつ、どのように」を、リーダーは「何を、なぜを」問う。
7.マネージャーは「損得」に、リーダーは「可能性」に目を向ける。
8.マネージャーは「現状を受け入れ」、リーダーは「現状に挑戦」する。
9.マネージャーは「規則や常識通り」に行動し、リーダーは最善の結果の為なら「規則を破る」ことも辞さない。
10.マネージャーは「能吏」であり、リーダーは「高潔な人格」が求められる。

と説いているようです。

ちょっと私には表現に違和感があるところもありますが・・・

組織において役割というのは重要で、皆がリーダーでは組織はまとまりませんし、リーダーという道を切り拓く役割の人開かれた道を整備していきメンバーが通りやすくする役割の人のコンビネーションが組織を強くします。


私は情報化の中で、次世代を創るための人材育成を実現したいと強く思っていますので、その課題を発見するために学生NPO(http://www.kg-wan.net)の理事にもなっていますし、そこで「気づいたこと」をもとに企業の次世代人材育成の解決策を探っています。

若手人材自体が抱えるの課題に直接関与して解決策を講じる場合もありますし、その若手人材に関わる人たち(リーダーやマネージャー、メンターなど)に指導方法になどを教える場合もあります。

デジタルネイティブとも呼ばれるgoogle世代(http://techwave.jp/archives/51481521.html)とも呼ばれる平成生まれ世代に対しての指導方法などについても学生などの指導を通じて学んでいます。


それから、最近では、中小企業の情報活用を支援するために中小企業情報化支援協議会(http://www.biz-solution.org)という団体を創り、地方都市や中小企業の情報化支援を更に加速させることを考えています。

情報化の波は大手企業、中小企業という枠も無意味なものにして、インターネットはグローバル化を極端に進め、国境という枠も無意味なものになりつつあります。

このような時代に、コンサルタントと呼ばれる先生のような人たちの存在の意義も変化してきており、その方々で高い志を持っている人たちとビジネスをプロデュースする仕事を創っていきたいと考えています。


明日は、情報化・知識化時代で選ばれるための中小企業の情報化戦略と題して、インターネット活用による自社マーケット拡大と保有する経営資源の最大化について福岡で講演します。
http://www.biz-solution.org/seminar/100729/index.html

お時間の調整が可能な方はご参加ください。



リーダーとしての私は、視点を変えた次世代マーケットを創造する、既存の価値を連携させることでの新たな価値というものを創造することを求められており、インターネットをフル活用して従来は無理と言われていた仕事のスタイルも提唱していきたいと思っています。

しかし、次々に全国規模の事業、海外との事業提携などを打ち出していくリーダーとしての仕事だけでは社員はついてくることはできません。

だから、マネージャーとしての仕事をやってくれる人の役割が重要になってきます。

弊社には非常に優秀なマネージャーがいます。

だから、私がリーダーとしての仕事ができます。

さらに、次々にマネージャーが生まれてくることで事業は大きくなってくると思います。そして、その中からさらに勇気を持って新しい事業を創りだすリーダーが生まれてくると、事業を多方面に進めることが可能になります。

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