命をかけて仕事をやっている人たち
仕事というのはいったい何なのか?
ということをよく考えます。
最近の新入社員世代は、
ということらしいです。
<出典:http://www.kirinholdings.co.jp/news/2008/0404_02.html>
当社の人材育成、人材採用支援を行っている4年目の営業担当の社員も
ブログの中でいろいろと市場動向を含めて書いてくれています。
http://knblogharada.yoka-yoka.jp/
このようなアウトプットを出してくれると私も市場の変化を掴むことができます。
昨日、宇宙飛行士の若田さんなどのインタビューを聞きました。
彼は命をかけて宇宙に飛ぶということを仕事にしています。
バルブのコックの回転方向を間違うだけで、
一発で自分だけでなく乗組員すべての命を失うようなことを仕事にしています。
だから訓練も非常に厳しいものになっています。
命を懸けて人類の宇宙開発の手助けをしたい
非常に志の高い仕事への姿勢です。
警察官も消防レスキュー隊員も仕事で命を失う可能性が高い仕事です。
そのような仕事を決して高いとは言えない給与でやっている人たちがいます。
彼らは何のために仕事をしているのか?
生活のためであれば、もっと安全・安心な仕事が世の中にはあります。
ただ、使命感で仕事をやっているのでしょう。
命を懸けて、使命感のために仕事をしている。
安全・安心な仕事でも成果を出すということにそれくらいの気持ちに取り組んだら、
たぶん大きな成果をあげることができるのではないかと思います。
仕事は生活をするためにやっている
というだけでは寂しい気がしますが、
そのようなことを言って通用する人たちがどれくらいいるのかわかりません。
命をかけないといけない、
社員の生活まで背負っているはずの企業の経営者をやっている人でも
保身的な考え方が先に来て、
変化できない状況に陥っている人たちがたくさんいます。
覚悟をして仕事に取り組むということを言うこと自体に
むなしさを感じることもあります。
●ビジネスマナー
ひとりの社員の言動、行動で会社が積み上げてきた信用が一瞬で
崩れることがあります。
あいさつができない、時間が守れない、会話にならないなどの社員も
多いようですが、非常に厳しい状況になります。
●企画・提案
大きな期待のもとに企画や提案の機会をもらった会社のビジネスチャンスを、
対応する社員のひとりよがりな判断で無くしてしまうことがあります。
会社の名前を企画書や提案書に書いているということを意識して
会社として最高の企画・提案を提出するということに
集中してもらわないといけません。
●マネジメント
人事担当者などが必死に探してきた金の卵のはずの新入社員が
現場に配属になったとたんに辞めてしまったり、
組織マネジメントが機能せずに人数分の仕事しかできないような
組織になっていることがあります。
マネージャーは、マネジメントをしている部下の利益で
自分が食べるという仕事になりますので、
人数分の仕事しか創りだすことができないマネージャーは
プレイングマネージャーという名前に格下げになるのではないかと思います。
命をかけて仕事をやっている人たちもいる中で
非常にレベルが低い締めになっているようにも感じますが、
サラリーマンの仕事の中でモチベーションがどうこうと言っていること自体に
危機感を感じます。