楽しいところに人は集まる
昨日は、日帰りで東京出張でした。
当社のマネージャーともう一人(カバン持ちのわかもの)と一緒に朝一のフライトで東京に飛び、午前中、市ヶ谷、午後、渋谷、六本木、新橋で打ち合わせをおこなって、最終便で帰福。
非常に充実した一日でした。
特に、渋谷と新橋での打ち合わせは、当社がこれからやりたいことというのを先方のサービスを組み合わせることで、どのような価値を生み出すのか?という部分をプレゼンしました。今まで、この世に存在したものでも、ちょっと見せ方、ゴールを変えることで全く違うものになるということを先方に理解してもらいたく、私がプレゼンしました。
インターネットを使ったサービスというのは、情報の受け手に何を考えさせて、どのような行動をさせるのか?ということまでイメージしてプランニングをしていかないと最終的な成果は出せないと思っています。
人材の採用、人材の育成なども、今までのやり方との違い、e-Learningなども従来のラーニングという観点とナビゲーションという考え方をミックスすることで無理することなく、楽しく学ぶということもできるのではないかということも考えますし、採用と研修をシームレスにつなぐことで企業の組織改善までつながらないかなどということも考えます。
そうこうして、自宅に帰ってからもいろいろと思考を巡らせていると夜中の2時、明日は早いと思って寝ましたが、ふっと、いろいろな発想が湧き、4時半には起床、いまはパソコンの前にいます。
いつものペースといえば、いつものペースなんですが、頭が創造的になっているときには、パソコンで情報検索などをしながら、テレビでは録画していた番組を流して、机の上は新聞や雑誌をひらいています。
今、テレビでは今週のNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を流しながら、机の上の雑誌はANAのプレミアムマガジン「AZURE」などの地域情報に関するものを開いて、昨日紹介した北海道、佐賀の「経革広場」の今後のコンテンツ編集の流れなどを考えながら、福岡の「経革広場」のコンテンツチェックなどをしながら、当社の社員が突貫で作成してくれた次の仕掛けの「地域活性化」サイトのドラフトを見ながら、使う人たちの『面白さ』という部分を考えてみています。
そこで、今週のプロフェッショナルの、Webデザイナーの中村勇吾さんの回を見ることで、いろいろと発想。
試行錯誤を楽しみつくす
なんだか気持ちいい
なるほど、彼が制作したサイト、なんだか気持ちいいです。
中村さんが制作した、単純にAMAZONで書籍を検索するというのではなく、書籍を検索したキーワードに沿った文字形状の上に検索された書籍を並べていくというサイト、なんだか、面白い。
たとえば、『ナレッジ』というキーワードで書籍を検索すると、
このような結果になります。
書籍をクリックすると、当然、AMAZONのサイトに飛びます。
プロフェッショナル仕事の流儀の司会の茂木さんの頭も、楽しく遊べるようになっています。
マウスポインタを画面のどこにおくかで、髪の毛が自由自在です。(笑
いっけん、ふざけているように見えますが、情報の受け手の行動をある程度計算できているところがすごいです。
単純に情報を発信するためだけのWebサイトと、情報の受け手の思考や行動を促すWebサイト、最終的にはWeb主催者が何を求めているのかということを考えると手段もかわってきます。
4月1日は、佐賀県の武雄市の樋渡市長に福岡まで来てもらっての講演会がありました。
いろいろな方のブログで感想が書かれています。
masaさんのブログ
プランニング&コミュニケーションワークさんのブログ
BPS事務局さんのブログ
ケンケンパパさんのブログ
当社のHくんのブログ
当社のKくんのブログ
参加された方々も、いろいろと気付きがあったようです。
(ブログなどの投稿も最近ではすぐに検索エンジンに反映されるので反応が得やすいです)
当社のHくんのブログに樋渡市長が即座にコメントされたのも、そのような背景があると思います。
人と人のコミュニケーションや知識交換などのスピード感が大きく変化してきています。
今回の講演もそうですが、当社の社員には私が見ているものを見せることで、今までは見えなかったものが見えるようになってもらいたいと思っています。知的好奇心を持たないということは、人生を楽しまないということと同義語のような気がしています。
特にビジネスを行う場合には、その視点をもたないと新しい価値創造はできません。