オルタナティブ・ブログ > 森崎修司の「どうやってはかるの?」 >

計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

東海地域のソフトウエアエンジニアの方向けのイベント(1月20日@浜松)

»

2012年1月20日(金)に東海地域ソフトウエア技術者フォーラムを開催します。静岡大学が主催し東海ソフトウエア開発プロセス研究会が共催しています。招待講演として、組込みシステムの開発事例と東海地域のソフトウエア技術者のパネルディスカッションを予定しています。静岡大学情報学部の活動を知っていただくためのセッションも含まれています。進行プログラムの詳細や申込み方法はこちら。静岡大学をはじめ、多くの大学がミッション(使命)として、教育、研究、社会連携をとして挙げています。本フォーラムは社会連携活動の1つと位置づけられます。

開発事例にはソフトウェアテストシンポジウム2011関西の基調講演にも登壇されているオムロンソーシアルソリューションズの幡山氏に自動改札機開発での取組みをご紹介いただきます。こちら(当ブログの過去エントリ)でも紹介しましたが、VDM++から生成したコードを別チームが作成した自動テストで突き合わせチェックする等、高信頼性が求められる機能やサブシステムでは、近い将来スタンダードな手法の1つとなりそうです。ソフトウェアテストシンポジウム関西のWebページで去年の夏のご講演資料が公開されています。シンポジウム当日は質疑が次から次へとあり、なかなか終わらないという状況で非常に興味深いものでした。お話を聞いていただくとよりすっきり理解いただけると思います。

パネルディスカッションでは、東海地域のソフトウェア開発企業からソフトウェア開発に携わるエンジニアが登壇し、今後の課題や展望について意見を出し合います。

フォーラム終了後には会場近くで懇親会を予定していますのでパネルディスカッションでの意見交換の続きをどうぞ。申込みはこちらから。申込み締切りは1/13(金)です。

本エントリは当ブログの2012年の最初のエントリです。当ブログをご覧いただいている皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。読んでいただいた方に何らかの気づきを提供できていれば幸いです。2012年も気づきを提供することを主軸に更新していきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

Comment(0)