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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

ソフトウェア計測、定量化、その活用に関するディスカッションしてみませんか?(8/30(月) 都内)

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2010/8/30(月)に東洋大(予定)で、情報処理学会ソフトウェア工学研究会ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2010のワークショップセッションで「ソフトウェア計測とその活用」ワークショップが開催される。ウィンターワークショップ2010 in 倉敷に引き続いて、こちらのワークショップでも討論リーダを担当する予定。ウィンターワークショップでは、産学からバランスのよい参加があり、非常に有益で濃いディスカッションができた。

ウィンターワークショップの詳細はここ(当ブログの過去エントリ)を参照いただきたいが、

  • 過去の指摘欠陥数や不具合検出数をもとに今後の予測をする場合には、指摘や不具合のカテゴリ分けが必須
  • 予測モデル、分析技法にも使い勝手の観点を持ち込み、バランスのとれたモデル、技法にする必要性

あたりがトピックとして挙がった。

今回も定量化に興味のある方の多くのご参加をお待ちしている。定量化自体に関する議論、定量データの利活用の方法等、テーマを持ち寄っていただければと思う。7/5までに2ページ以内のポジションペーパを投稿いただくと、当日の問題提起がスムーズになる。詳細は、http://ses2010.ist.osaka-u.ac.jp/cfpws.html#ws-2まで。

同シンポジウムでは、他のワークショップ((WS-1) プロジェクト型ソフトウェア開発演習の現状と今後の展望、(WS-3) 形式手法の産業応用に向けて、(WS-4) ソフトウェアのパターンとアーキテクチャ・アジャイル開発 )も開催される。また、8/31, 9/1はソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2010の本会議だ。

日ごろ、疑問や問題として考えていることを、他組織の専門家と議論できる少ない機会だと思う。

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