オルタナティブ・ブログ > 森崎修司の「どうやってはかるの?」 >

計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

今週木曜日、ソフトウェア品質シンポジウム「ソフトウェアレビューの壁を破る!」セッションで情報交換しませんか?

»

ソフトウェア品質シンポジウム2009の1セッション「レビューの壁を破る」というセッションを担当(講演)する。せっかく多くの方が集まる場なので、参加者全員でレビューの課題を挙げ、解決策に向けた意見交換の場になればと思っている。当初はこれまでの我々の研究グループの取組み例等を紹介する場にしようかとも思っていたのだが。

「他社では、~をどうやってるんだろう」「~について他の人の意見を聞きたい」「…は結構いいやり方なんだが、あまり知られていないのはもったいない。」「ウチだけじゃないんだ」などなど、情報交換や意見交換の場として使っていただきたいと思う。参加者全員で、課題列挙フェーズと解決策検討フェーズと分けた上で、会場からの意見をまとめられるようにしていきたいと思う。

とはいえ、一切何もないところから意見交換というのも難しいと思われるので、アンケート実施結果の紹介を含め以下のような内容でと考えている。(予告なく一部を変更する可能性があるのであらかじめご了承いただきたい)

  • ソフトウェアレビューの課題の紹介(我々の研究グループでアンケート調査したもの)
    たとえば、「実施に時間がかかる」「参加メンバのレベルが不ぞろい」「形骸化」等
  • 会場から追加の課題、課題の補足等
  • 優先度つきレビューの事例紹介
  • レビューとテストのバランス
    相補的なものと捕らえられるのか?それぞれで役割分担可能か?等、会場からの意見をいただきたい。

レビューに課題を感じていない方はほとんどいないのではないだろうか。ぜひ、課題の共有や他所での状況を知るためにこの場を使っていただきたいと思う。

ThinkITのインスペクション特集(特集については本ブログの過去エントリ)の執筆陣の一部の方も参加する予定。当日参加できない方からもコメントをいただいているので、紹介したいと思う。

申し込みはここ(ソフトウェア品質シンポジウム2009申し込み受付サイト)からできる。

Comment(0)