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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

病院でのダメな提案

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新人SEによくある失敗として、次のような条件を満たす情報を、望まれていないのに話し続けてしまうということがないだろうか。自分(新人SE)が得意とする分野、顧客にとっては(タイミング的に)必要ではなく、あまり詳しくない、興味もそれほどない情報。たとえば、まだ作るかどうかも決まっていないシステムを実装するプログラミング言語の言語仕様やライブラリが提供する機能の話を延々としてしまう等だ。「この例外処理部分やこれをオブジェクトとして扱っているところが美しいんですよ」など。短時間で終わる分にはいろいろとメリットが大きいと思うが、長く続くと困る。

今まで私にはあまり経験がなかったのだが、病院でそれに似た状況に出くわした。これをたとえ話にすると、ひょっとして新人SE向けに説明がやりやすくなるのではないかと思ったことが、エントリにしたきっかけだ。医学系の大学(院)では医療コミュニケーションといったカリキュラムを用意しているところもあるそうだ(医学部で教員をやっている友人に雑談レベルで聞いた程度だが)。この手のミスは少ないのではないかと思う。また、今まで医師や看護師から、病名を列挙されたり、薬の名前の列挙だけで説明が加えられなかったという経験は私には、なかったからだ(単に運がいいだけなのかもしれないが)。

前置きが長くなったが、具体的なやりとりを。。

「抗生物質で合わない種類のものがありますか?」という看護師の問いに以前にこういう薬でちょっとしんどかったことがある、と答えた。「抗生物質には~系~系~系がある。~系には…という名前の抗生物質があり・・・」という、あまり受け答えになっていない話が2, 3分続いた。今から思うとそういう手順や話す内容がマニュアル化されていて、そのとおりやったのかもしれないのかもという気もするが、結局何を選ぶかという話は出てこないし(選ぶのは医師なんだろうが)、聞きなれない薬の名前を早いペースで列挙されたのでこれといって残った情報はない。早くラクになりたい中、結局結論も得られないままになった(体調不良も重なり、単に聞き慣れない話についていけてなかったのかもしれないが)。

ご自身や周辺で望まれていない話を延々としてしまっているということはないだろうか。私はたまに「しゃべりすぎたかな」と思うことがある。

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