オルタナティブ・ブログ > 森崎修司の「どうやってはかるの?」 >

計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

7/31 PMConference 2008でソフトウェア計測について講演します

»

7/31、8/1に目黒雅叙園で開催されるPM Conference2008(プロジェクトマネジメントカンファレンス)の1枠で講演の機会をいただいた。PM Conference2008全体のテーマは「PMに効くプロジェクトを”はかる”ちから(セッションの詳細はこちら)」だ。

「ソフトウェアをどうやってはかる?」というタイトルで、エンピリカルソフトウェア工学の概要と海外動向、商用開発での適用事例3件を詳細に紹介する。また、プロジェクトマネージャとして気をつけなければならない「PMのさじ加減1つ」でころころかわるという感触をメンバに与えにくくする1方法としてのソフトウェア計測を紹介する。

これを紹介しようと思った理由の1つは、昨年、米、独でソフトウェア/ システム開発のプロジェクトマネージャをしている方々と"Transparent decision making"や"Personal judgment"の話でかなり盛り上がったからだ。彼らの関心はメンバのモチベーションであり、明確でない判断がモチベーションを下げてしまうことを問題と考えている。

今回は、計測を用いた合意形成について前述の3件の適用事例に加え、あるプロジェクトで進捗会議の補足資料として使われた適用事例1件を題材にし、述べる。また、受注側、発注側の合意形成の話としてソフトウェアタグの話も加えながら展望する。

Comment(0)