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新元号ドメインを登録する方法

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あと3時間ほどで新しい元号が発表されます。NHKで報道されたこともあり(「"新元号予想ドメイン"の取得相次ぐ そのねらいは?」)、新元号ドメインを登録しようという人たちがたくさんいるようです。個人的には、この手のドメインは行政側か、あるいはJPRS(日本レジストリサービス)あたりが動いて、発表に先行して登録しておいてもらいたいものだと思っています。すでに有力視されているドメインを先行して登録する人たちもいるようで、「安久.jp」は昨年12月に登録されています。10年前に登録されているankyu.comが薬局のサイトなのはほほえましいですね。

この争奪戦に私も参加したいところですが、別件で見送らざるを得ません。そこで、ここに"秘策"をご紹介しておきます。(←それほどのものではない)

■狙うべきはローマ字ドメイン

趣味で登録するなら「安久」でもいいのですが、一攫千金を狙いたいなら「ankyu」のようなローマ字(アルファベット綴り)一本にしましょう。日本語ドメインが盛り上がるのは初登録されるときだけで、ドメイン取引市場では、ほぼ見向きされていません。「こっち.みんな」は40万ほどで競り落とされたそうですが、使われている形跡がありません。10年以上前に「東京.net」が1万ドルで取引されたことがありますが、まともなサイトになっていません。後から高値で買ってまで日本語ドメインを使いたい、という会社はまずないのです。

また、ローマ字のスペルはヘボン式にします。「平成(heisei)」のような名称は"揺れ"がありませんが、「昭和」の場合は「syowa」や「shouwa」でなく「showa」ですし、「大正」も「taisyo」や「taishou」ではなく「taisho」です。「showaが登録できなかったからshouwaでいいや」と思うのは空いてないドメインを登録する人の気持ちであって、「shouwaでいいから大金を出す」という会社はありません。

".com is king"、TLDについては「.com」が一番で、次点で「.jp」でしょう。その他のTLDは"運がよければ転売できるかもしれない"程度です。

■リアルタイム性

新元号が発表されるようすはテレビ各局で放送されます。ドメインを登録しようという人が発表の現場に行けるわけではありませんから、情報入手としてこれ以上のものはないでしょう。もう使っている人も少ないでしょうが、ワンセグはダメです。映像のデコードに通常の地上波に比べて時間がかかるためです(その間に誰かに登録されてしまいます)。

「平成」の発表をみると、まず"読み"が発表されて、その後、漢字が書かれたボードが見せられました。前述の通り、ローマ字ドメインが登録できればよいので、この"読み"の時点で登録しましょう。

ちなみに、元号の発表という一大事を扱わないのは「テレビ東京」くらい、という慣例は今回も成立するようですね。(TOKYO MXもテレビショッピング番組ですが)

※8:50頃、追記。新元号については、NHKラジオでも放送されますね。デジタルエンコード/デコードがかからないAMラジオ放送が「読み」を聞くにはもっとも早いかもしれません。

■デポジットによる即時登録

さて、ドメイン争奪戦に勝利するためにもっとも重要なことは「デポジット(前金)を払って一発で登録できるレジストラ(ドメイン登録業者)」を選ぶことです。ドメインを登録するときに「空いているかどうか検索して」とか「クレジットカードの番号を入力して」とやっていたら、その間に誰かの登録が完了してしまいます。

以下は、eNomの画面です。※「ドメインが盗まれた」の原因となったレジストラなので使いたくはないのですが。

gengo1.png


[Domains]-[Bulk Tools]-[Bulk Register]を選ぶと「Bulk Registration」という画面になります。発表前に、この画面に切り替えておきます。できれば、「.com」までを入力しておき、入力カーソルを「.com」の直前に置き、マウスは[Instant Purchase]に移動しておくとよいでしょう。

gengo2.png

これで、ドメインが発表されたら、即座にローマ字を入力して、マウスのボタンを押せば登録は完了します。「ドメインが空いているかどうか」は確認されません。いちいち空きを確認する手順が必要なレジストラを使っていては、確実に負けます。

■おまけ

今、これを読んで「そうなのか!」と準備を始めるような人が新元号ドメイン争奪戦に勝利できる気はしませんが:-)、登録できたとしても黙っていてくださいね:-)

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