オルタナティブ・ブログ > IT's my business >

IT業界のコメントマニアが始めるブログ。いつまで続くのか?

「タッチできないPCは欠陥品に思われる」ようになったか

»

ちょうど2年ほど前、「開発責任者に聞くWindows 8の世界――「2年後、タッチできないPCは欠陥品に思われる」 」という記事がありました。この記事の2/3には次のようなコメントが掲載されています。

そして2年後、もしその時点でもタッチ機能を搭載しないPCが店頭にあったならば、消費者は画面を触ってみて、「これは壊れているのではないか?」と訝(いぶか)しむようになると思います。

タッチ機能を搭載しないPCが店頭にあったら「タッチ機能がないんだ」と思うことはあっても「欠陥品」とまでは思われない気がしますが、実のところ、スティーブン・シノフスキー氏は、この半年後にはマイクロソフトを退社してしまいました。Windows 8 は 8.1 に更新されて、起動画面をデスクトップに設定できるようになりましたし、Update版ではストアアプリもデスクトップ画面のタスクバーに置けるようになりました。

ちなみに、5年ほど前には「3年後にWindowsはなくなったか」というブログを書きました。「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」(アラン・ケイ)とはいえ、未来を発明することはなかなか難しいようです。

Comment(0)