納豆ダイエット騒動と消費期限切れ納豆の行方
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捏造は許されることではありませんが、最初から「信じるなよ」(←せめて「鵜呑みにするなよ」)と思った人も多いのではないでしょうか。私は番組そのものを見ていないので具体的には批評できないのですが、納豆というきわめてポピュラーな食材にそんな劇的なダイエット効果があるなら、「とっくに私が痩せてるよ」という人が全国に1000万人はいるでしょう(←信じないように)。
そもそも、どうして「苦もなく痩せる」などという甘い言葉に乗せられてしまうのでしょうか。若い頃、割の良いバイト(らしきもの)に手を出そうとして「世の中、そんな甘いわけがない」とたしなめたのが父でした。そして、実際、宣伝文句は嘘だったことが後でわかりました。楽して生きようなんて考えていると(←ダイエットで、そこまで言うか?)、付け込まれて苦労するのがオチという気がします。
ところで、消費期限の切れた納豆が廃棄処分になりそう、というニュースも気になります。納豆の消費期限は1週間とのことですが、実際には1ヶ月くらい消費期限を過ぎたものでも食べられます。私の息子(6歳)など、消費期限前のものでは「納豆くささが足りない」ので期限切れを待ってから食べているくらいです。不二家の件で、消費期限にいっそう敏感になっている中、期限切れのものを流通させるというのは消費者感情が許さないでしょうが、捨てるくらいなら「超熟納豆」として安く流通させてほしいものです。
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