ケンコー「Zeta Quint」から学ぶ、カメラレンズ・フィルターの差別化
コンパクトカメラと比べると、大きく高価なレンズを使うことが多い一眼カメラ。
レンズ表面も大きいので、つい指紋が付いてしまったり、ちょっと落とすと最悪レンズが割れてしまうこともあります。
これを防ぐために、保護フィルターを付けている人も多いと思います。
かく言う私も、全てのレンズに必ずフィルターを付けています。
ここ1−2年でも、ついうっかりレンズを落としてしまい、フィルターは割れてしまいましたが、レンズは無事だったということを2回体験しました。
フィルターのおかげで助かりました。
そのようにして使っている保護用フィルターですが、「どのフィルターでも同じ」と思っていたところ、デジカメWatchにこんな記事が掲載されていました。
どうせ買うなら高級品?高機能フィルターは本当に必要なのか
ケンコー最新作「Zeta Quint」に見るフィルターの進化
このケンコーの高機能レンズフィルターZeta Quintは、次の5つの特徴があります。
・強化ガラス:通常の光学ガラスの3倍の強度で、レンズをしっかり守る
・ジュラルミン枠:アルミより硬度が高く、「枠が歪んで外れない」状況が減る
・ダストフリーコート:水滴や指紋が付きにくく、付着してもふき取りやすい
・ZRコート:反射率片面0.3%以下と、透過性が高いZero Reflect(ゼロ・リフレクト)
・ガラス外周墨塗り加工:フィルター内部での内面反射防止
他にも、薄枠設計、前面ねじ切り、など、きめ細かい配慮がされています。
従来型フィルターよりも高価なので、全てのレンズに付けると出費も大変。そこで記事にもあるように、特にお気に入りのレンズにこんなフィルターを付けるといいのでは、と思います。
かく言う私も、先日購入したM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROではこのフィルターを付けました。
レンズ用フィルターというとコモディティ化されて差別化が難しいと思っていましたが、まだまだ差別化できるのですね。