そもそも「オフィス永井」で何をやろうとしていたのか、整理してみました
7月1日に独立して「オフィス永井」を設立。当初から「著作」「研修」「講演」の3本柱で活動しようと考えていました。
その後、5ヶ月間余り活動してきて、色々と学ぶことができました。
「ここで一度、どんな価値をご提供しているのか、整理をしてみよう」と思って、昨日こんな絵を描いてみました。
以前より、「日本企業の競争力の向上」にささやかながらも貢献したいと考えてきました。
日本は世界で一番の「顧客志向」の国であり、さらに現場の人たちの当事者能力(=現場力)もダントツです。
しかし「失われた20年」という言葉があるように、この強みが充分に活かし切れていません。
「顧客志向」は顧客の言いなりになる「顧客絶対主義」に陥り、「現場力」は戦略なき迷走に陥っているのが現実です。
これを打開するためには、一見遠回りではありますが、ビジネスパーソン一人一人のさらなる成長が必要です。
独立する前から「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズをはじめ、本を何冊か書いたのも、そのような想いがあったためでした。
では、「オフィス永井」として何が出来るのか?
以前より当ブログで「ビジネススキル」について書いてきましたし、昨年初めからは日本IBMでソフトウェア事業の人材開発責任者として1年半仕事をしてきました。
さらに独立してからは企業様での講演や研修も行ってきました。
スキル開発の視点で考えてみると、日本のビジネスパーソンのスキル重点強化分野は、下記3つだと考えています。
・戦略構築力
・仮説検証+実行力
・コミュニケーション力(プレゼンやグローバルコミュニケーション等)
ビジネスパーソンの成長をご支援することが、企業の競争力強化にも繋がると思います。
そこでこれらのスキルについて、一般読者様には著作で、クライアント企業様には研修と講演(企業向けサービス)で、それぞれご提供していくことが、現在「オフィス永井」で取り組んでいることです。
「経営変革の一環で人材育成したい」と考えている企業のリーダー(経営者、マネージャー)、および「ビジネスパーソンとして活躍したい」とお考えの読者様に対して、長年ビジネスの現場で学んだ経験を基本に、様々な理論に当てはめて、現場のビジネスパーソンがわかりやすく納得でき、かつすぐに活用いただける形でご提供できることが、「オフィス永井」のバリュープロポジションです。
「永井孝尚オフィシャルサイト」のトップページにも、この絵を掲載しました。
この図も、今後見直していきたいと思います。
ところで、現時点で「永井孝尚オフィシャルサイト」(takahisanagai.com)=「オフィス永井のサイト」になっています。
実際にはオフィス永井の活動はもっと幅広いですし、実はtakahisanagai.co.jpという日本企業用ドメインも取得済です。
どこかのタイミングで「オフィス永井」のサイトも立ち上げたいと考えています。